025話 修学旅行異変《終》 修学旅行の終わり
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していた悪魔かも知れんな? でなければそんなシホの偽者を用意してくるわけがないからな」
「私はシホ様の偽者とだけ相対しましたが…まったくシホ様に比べたら雑な人形でしたからムカついたので一瞬で燃やし尽くして差し上げましたけど」
それで私はその悪魔について考えているとエヴァが違う話を振ってきた。
「そういえばシホ。話は変わるが昨日言っていた“いい事”とはなんだ?」
「あー、そのことね。いや、今まで黙っていたから話しづらいこともあるんだけど、話は変わって詠春って一緒に戦っていたけど実は石化されていたのよね」
「なに…? そうなのか?」
「エヴァンジェリン、シホ様はどうやって解いたと思います?」
「どうやってだと…? なにか特殊な宝具か? なっ、まさか…!」
するとエヴァは目を見開いて少し気分がハイになってきている。
それで残念がらせるのも嫌だし教えることにした。
―――投影開始
私が歪な短剣『破戒すべき全ての符』を投影すると今すぐに使わせろと言わんばかりに目を輝かせていた。
「そ、それは一体なんだ?」
「元の世界では初級魔術から魔法まであらゆる魔術効果を打ち消してしまう、最強の対魔術宝具なのよ」
「なんだと!? そんなものまでお前は作り出せるのか!?」
「ええ。私がもちろんその気になれば…ちょっと聞かれるとまずいんで小声で言うけど…学園結界も落とせる、と思うわ」
「な、な、な…ではそれを使えば私の呪いも解けるというわけか?」
「その通り」
「使わせろ」
「今はダメ」
「なぜだ?」
「色々と準備期間も必要でしょ? エヴァが呪いが解けた後も麻帆良にい続けるのかは分からないけど、解けたとばれない様に見せかけないといけないから…。
それになによりナギがいつか解きに来るって言っているんだからそれを信じてあげなきゃ」
「うぐっ…そうだったな。ではそれは今はお預けといったところか?」
「そういう事。ま、私達は互いにもう永遠の時間があるんだから気長に待っていましょう。それにいつでも執行できるんだからエヴァにとってはお徳でしょ?」
「まぁな。ではいざという時には頼むぞ。それにしても…いやー、お前は実にいいな。その気になれば無限に湧き出る宝具の剣軍で魔法使い全員を相手取れるから実に悪に近いチート能力だ」
「お褒めに預かり光栄ね」
「シホ様は優しいお方ですからそんなことはしないですけどね」
「ハッハッハッ! 実に気分がいいぞ。そうだ、ちょうどいいから近衛詠春に会う前にぼーや達を連れまわして京都観光にでも繰り出そうとするか!」
それで途中で宮崎達図書館組と朝倉も行くそうでエヴァは機嫌がいいのでネギ先生達が休んでいる部屋に襲撃をかけた。
そして京
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