022話 修学旅行異変《六》 総本山到着。戦いの始まり
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初とはいえ楽しめましたから』
(琳がそういうなら何もいわないけど)
『はい♪』
それで話もつき、琳はいつも通り護衛の任で私の近くについた。
そして龍宮達と合流してさて、後は旅館に到着した道中で、
「どうしたエミヤ。なにか考え事か?」
「ええ、ちょっとね。ネギ先生達は大丈夫かと…」
「大丈夫じゃないか? さきほどの話では今頃協会で楽しんでいるんだろう」
「そうだといいけど…少し私の中で敵の中に知っている顔があった気がするのよ」
「強敵か?」
「おそらく…」
私が龍宮と会話をしているとタマモが前からやってきて、そのまま胸に引き寄せられた。
「シホ様ー。タマモは心配しましたですよ〜!」
「うぷ…。ちょ、タマモ…心配しすぎよ。少し一緒にいなかっただけじゃない?」
「それでもです! 今度シホ様を捕らえようとする輩にはとっておきの呪いをぶつけてやるつもりなんですから!」
心配性だなぁ…。まぁそれはしょうがないとして、その時携帯がなった。
相手はネギ先生だった。
「はい。ネギ先生、どうかしましたか?」
『あ、シホさん。よかった。出てくれて!』
「どうしました…? 声からしてかなり焦っているようですが」
『はい! 学園長にも連絡しましたが長が…!』
次の一言に驚かされた。
詠春が石化され木乃香も敵の手に渡ってしまったという。
「…わかりました。準備ができ次第すぐに救援に向かいます」
『お願いします!』
カチッ!
「タマモ、準備を!」
「はいです!」
そして背後では、
「私達も同行しようか」
「ニンニン♪ バカリーダーから救援の知らせがきたでござる」
「面白そうだからいくアル!」
龍宮に楓に古菲がその場に立っていた。
ふむ、以外に悪くないかも。
でも…
「楓はともかく、古菲は大丈夫なの…?」
「まぁ古も口は固いから大丈夫だろう」
「わかったわ。それじゃいきましょうか」
私達は急いで総本山まで向かっていった。
少し急ぐかもしれないけど。
◆◇―――――――――◇◆
ネギ達は走る。
このかを奪い返すために。
「しかしシホの姉さんの言うとおりだったな! まさか長までやられちまうなんて思わなかったぜ!」
「そうだねカモくん。でも今は早くこのかさんを…! 見えた!」
ネギ達が見た先には符術師・天ヶ崎千草に白髪の少年がこのかを式神に持たせながら立っていた。
「そこまでだ! お嬢様を放せ!!」
「……またアンタらか」
「天ヶ崎千草! 明日にはお前を捕えに応援が来るぞ、諦めて投降するがいい!!」
「ふふん、応援がナンボのもんや。あの場所に行きさえすれば………。まあええ。そんなに痛い目に遭いたい
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