020話 修学旅行異変《四》 ラブラブキッス大作戦
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イムに入ってしまい場は混沌と化してしまっていた。
………その頃、シホ達はというとお風呂に浸かっていた。
「なんか旅館内が騒がしいわね」
「そ、そうですね…」
「これは、なにかやらかしたかな? 変な気が満ちているのよね」
「そうですね。ですが悪意は感じられません」
「ちょっと待って。今タマモと会話してみるから…」
シホは目を閉じてタマモと念話を開始しようとしたが…。
「シホもすごいわね。でも、その、背中の傷、痛くない?」
「え? う、うん大丈夫。でもあまり触れないでね?」
「うん。ごめんね今まで…こんな傷があるっていうのにあまり気遣ってやれなくて」
「はい…」
「気にしないで。私からあまり関わらないようにいったんだからアスナ達は心を痛めないでほしいな」
「うーん。ホント、シホっていい子よねー♪」
「わー! 抱きつかないでー!」
この時には慌てていたのか念話をしようとしたことなどもう忘れていたシホであった。
モニター室ではこの混乱でカモも朝倉もどうしていいか分からず暴れていた。
そして夕映は今現在ライブでピンチに陥っていた。
偽ネギに言い寄られ押し倒されてしまい後少しでキスをしてしまうというところまで迫っていた。
「(のどか…私は…、え?)」
だがそこでテレビのモニター画面に映し出される計四人のネギの姿を確認し、思いっきり引き剥がして、
「だ、誰なのですかアナタは!? な゛…!?」
「どうもネギです」
そこには腕を伸ばした偽ネギ。
そこでちょうどよく起きたのどかに襲い掛かったが見事本で撲殺して偽ネギは紙に戻ってしまった。
「ゆ、ゆえ…どーいうこと?」
「わかりません。ですがこれも朝倉さんの仕掛けかなにかでしょう(しかし…偽のネギ先生とはいえあそこまで迫られてしまうなんて恥ずかしいです)」
それから二人は集合した偽ネギ達を追った。
途中で新田先生も気絶させてしまいもう後戻りもできなくなり次々と後を追うものたち。
だが全部偽者だったので全員爆発した偽ネギのせいで気絶。
そして夕映は本物のネギを外に見つけのどかに行くように指示をした。
Side 綾瀬夕映
私は逸る気持ちでのどかと本物のネギ先生とを合わせることができたので一安心したです。
そして先生の、
「あ、あのと、友達から…お友達から始めませんか?」
と、いう子供らしい回答を聞いてやっぱりまだ10歳だと再確認できたです。まぁ当然といえば当然ですが。
あのように迫ってくるネギ先生はとてもではないですが嫌ですから。
すると話が済んだのか二人して戻ろうとしていたので私はのどかに足掛けをしてネギ先生は抱きかかえようとしたようです
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