017話 修学旅行異変《序》 観光パニック!?
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ゃないかな? 私はとりあえずタマモと周りを警戒しておくから後は頼むね』
『はい、わかりました』
そこでシホさん同班の佐々木さん達と日常会話をしだしていた。器用ですね…。
だが、やはりシホさんの言ったとおり、
「わっ!?」
「な、なんですの!?」
「キャーーー!! またカエル!?」
「大丈夫ですか! いいちょさんにまき絵さん!?」
妨害工作に引っかかっていて後手に回ってしまっている。本当に大丈夫だろうか?
それからしばらくして音羽の滝についた一行は何名かが真っ先に縁結びの水を飲んでいたが突然次々と酔って倒れていった。
お酒の樽が上に仕掛けられているのは知っていたがそれも気づかないなんて、
「まぁ仕方ないか……色々重なっていて注意が霧散しているだろうから。後でシホさん達と対策を練らないと……」
Side Out
刹那がネギの行動に呆れている最中で、シホはお酒を空の魔法瓶に入れてエヴァにお土産として持ち帰るかなと考えていた。
そしてお酒を入れ終わっていそいそとしまうとちょうどよく、
「シホさん、龍宮さん、私たち以外の三名がこの有様だから運ぶのを手伝ってもらっていい?」
アキラの言葉でシホはまき絵達を運びながら、
「(うーん、どうも調子に乗っているようだね)」
「(予想どおりと言ってもいいんだぞ?)」
「(うん、まぁ…。だから私も身の振り方をどうするか考えてみるよ)」
「(なにかあったらよろしく。条件次第で力になるよ)」
「(うん。その時は無償でオーバーホールか、あるいは龍宮の好きだけどあまり食べる機会がない甘味ものを帰ったら作るよ?)」
「(どちらもいい条件だ。それじゃその時は頼むとしよう)」
「(了解。ま、頼むまでに事が発展しないことを祈るけど)」
それから旅館・嵐山に到着してシホは刹那とともに温泉に向かいながら話をしていた。
「で、どう? ネギ先生は」
「正直言ってしまえばまだまだですね」
「やっぱりそう答えるよね。私もそう感じたから。それにいい感じに勘違いしているからどこかで修正しなきゃ」
「はい」
「ま、今はゆっくりとお風呂に浸かって考えましょう」
「そうですね」
シホ達はお風呂へ入っていった。
そこにネギ達がいるとも知らずに。
「(あ、あれ!? シホさんに刹那さん!? 入り口は男女別だったのにどうして!)」
「(混浴って言うんだよ、兄貴。しかしシホの姉さんははじめて裸は見るが結構いいっすね)」
「(あわわ! どうしよう! あっ…)」
二人?が色々と騒いでいる中で、ネギの目にまたシホの背中の傷が映される。
「(うわ、ひでー傷っすねぇ。…兄貴?)」
「(………………、すぐにでよう、カモ君。いつまでも見
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