012話 新学期、吸血鬼異変《弐》 オコジョ妖精の来日
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「はい、ネギ先生。ところでその動物は?」
「あ、はい。今日から飼うことになったオコジョのカモ君です!」
「むー…なんでしょうか? なにやらタバコの臭いがこのオコジョからしますが…」
タマモがそう言うとネギとカモは「ビクッ!」と震えてまるで逃げるように部屋に入っていってしまった。
「? なにか変なこといったかな?」
「あー、シホ達は気にしないでいいわよ?」
アスナの乾いた声にシホは「そう…?」と相槌を打つだけだった。
◆◇―――――――――◇◆
部屋に戻ったネギ達…特にカモは新たな美女の登場に興奮を隠せないでいた。
「兄貴! なんすか、あのお二人は!? とても極上じゃないですか!」
「えっと…カモ君が何をいっているのかわからないけど、朱銀髪の人がシホ・E・シュバインオーグさんだよ」
「それでもう一人がシホの付き人の玉藻アヤメさんよ」
「シュバインオーグ…?」
「どうしたの、カモくん?」
カモは一瞬思案顔になったがなにも思い浮かばなかったのでとりあえず「なんでもねぇっすよ!」とだけ答えておいた。
…まだまだ魔術使いと魔法使いが対峙する日は遠い。
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