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GSネギま
霊力ではなく魔法

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落ち着きを取り戻した
横島と小竜姫は次の段階へと進んでいた
『ではこれが次の世界へのパンフレットです、どうぞ読んでみてください』
『とりあえず3つ用意したがどうだろう』
2人はそれを受け取ると
パンフレットを読み始めた
『いろいろな世界があるんだなぁ、えっと魔法使いのいる世界、死神がいる世界、戦闘民族のいる世界?????』
『何か深く触れては行けない世界のような気がしますね』
『うーん、確かに!何か枠を越えてるぞ』
とりあえず文句はこれぐらいにして
説明を受けながら
次の世界への勉強を始めた
『なるほど、魔法はバレたらオコジョになるっと、でも俺は魔法使いじゃないから関係ないなぁ』
『私達は死神って感じではないですしね』
『最後の世界はあかん、いろいろな意味で』
ぶつぶつと意見を出しては
やっぱりなぁっと
難しい選択のようだ
『ではもっとイメージができるようにこちらの映画をご覧ください』
『特別サービスだから最後までしっかり観ること』
『映画にしてあるなら最初から観せてくれれば早いんじゃないのか?』
めんどくさいことが嫌いな横島だった
そんな横島をなだめながら
映画を楽しんだのは小竜姫だった
(まるでデートのようだなぁ)
横島は映画をというよりは
2人でいることが楽しいようだった
『こちらとしては魔法の方がおすすめですね』
『そうかぁ魔族としては戦闘民族の方が』
『いや、そこはあかん気がするぞ、何か被る気がする』
横島は何かを感じ取っていた
『小竜姫様、俺としては最初の世界にしようかと』
『そうですね、いろいろと考えましたがそこまで脅威になる感じでもなさそうですしね』
『それは小竜姫様が強すぎるからでは?????』
その後もいろいろと話しあいは進み
最後の説明を受けていた
『あちらの世界では霊力はあまり知られていません、魔法文明が発達した世界なのです。そしてその中でもあなた達は飛び抜けた力を持ち合わせています、それだけは頭に入れておいてください』
『待て待て、俺は違うだろう』
『横島さん、あなたはいつまでそんなことを言っているのですか?』
『俺はいつまでも弱虫で逃げることしか能がない人間ですよ』
酷く悲しい声に
小竜姫は寂しさすら感じるのであった
『それに関してだが横島には魔族の力が備わっているみたいだが、その力は使えないのか?』
『ルシオラから貰った力のことか?確かにその当初は使えていたが今は使えない』
『ルシオラ?アシュタロスの娘のことかぁ』
魔族は目を閉じ
静かに力を横島に渡した
『えっ!?』
『ヨコシマ??』
ふとした瞬間に
1番会いたいと思っていた
人物が目の前に現れた
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