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人理を守れ、エミヤさん!
いい加減に士郎くん!
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―」



 声も高らかに魔女が哄笑した瞬間。

 その足場が崩れ落ちた。

 否――オルレアン城がその土台から崩壊した。

 城の基点に仕掛けられていた四つの投影宝具、その全てが同時に起爆し。遥か未来の建造物爆破解体技術と知識を持つ匠の手腕によって。
 斯くして邪竜召喚は途中で頓挫。

 竜の魔女は、青髭とその他のサーヴァント共々、消えていった邪竜をまざまざと見せつけられながら瓦礫の山に埋もれていった。






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