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DQ3 そして現実へ…  (リュカ伝その2)
商人
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たくない!」
「うるせー!ぶっ殺してやる!」
「おい、よく見りゃいい女を2人も連れてるじゃねーか!」
「へへへ…おい、にいちゃん!命が惜しかったら女置いて消えな!」
ごろつき4人集は各々武器を手に近付いてくる。

「お前等こそ、武器を捨てて消え失せろ!相手するのが面倒だ!」
「てめー、ぶっ殺してやる!」
「それ、さっき聞いた。他にボキャブラリーは無いの?」
リュカの安い挑発に、カッとなった1人が襲いかかる!

しかし次の瞬間、男の頭はリュカの杖に吹き飛ばされた。
頭部の無くなった体から、勢い良く血が噴き出し辺りを染める。
ごろつき4人集は、ごろつき3人集となり目に見えて怯んでいる。

「テ、テメ〜…お、俺達が誰だか知っててやってんのか!?」
「え!?何?有名人なの?じゃぁ、サイン貰おうかな!…ペンが無いから、お前等の血をインク代わりにするけどね!」
脅し文句と共に、1歩踏み出すリュカ。
「お、俺達は、カンダタ一味だぞ!カンダタ親分がオメー等をぶっ殺すぞ!」
腰が引け、声が裏返る男を見てリュカは更に脅しをかける。
「さっきお前等が言ってたろ!ここには人が来ないって。」
「だ、だからなんだよ!」
「誰がカンダタ親分にチクるの?お前等全員ここで死ぬんだから、チクれないでしょ!」
リュカが満面の笑みでごろつき3人集に近付く。
そして…………






「ホンマ、危ない所を助けて頂きありがとう。ウチはエコナ。まだ駆け出しやけど商人や!」
一行は当初の野営場所へ戻り、自己紹介から始めた。
エコナは大商人になる為、世界を旅し修行している駆け出し商人だ。
アルル達も自己紹介をし、自分たちの旅の目的を告げる。

「ほな、おたく等が勇者様ご一行なん?」
「まぁ…便宜上は…」
「ほんなら、ウチも一緒に付いていってええか?ウチ、目的地があるわげじゃないねん!ただ世界中を巡って、見識を広めたいねん!」
「それは構わないけど、私達の旅はとても危険なものよ!それでもいいの?」
「心配無用や。さっきみたいに4人がかりじゃムリやけど、ウチとて多少は戦えるんや!…それにリュカはんと一緒の方が安全そうやん!」
先程リュカの強さを目の当たりにしたエコナ。
「まぁ…そんな訳や。よろしゅうたのんます」

「ところでリュカはん。ウチ、服がボロボロやん…代えの服も無いし、カザーブまでマント貸してほしいねんけど、それじゃリュカはんも困るやん」
「いや、別に「ほんでな、二人抱き合っていればマントを二人で使えると思うねん!」
エコナはここぞとばかりにリュカに色目を使い、胸を押し当て落としにかかる。
リュカを無料のボディーガードに仕立てるつもりだ。

「いいね!も、ぎゅーっと抱き合っていようか!」
「良くありませ
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