やっぱりマシュマロなのか士郎くん!
[4/4]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
は手を引っ込めた。
「……子供扱いはできないな。これからは、レディとして扱わないと」
「ぅ……」
「食べよう。冷めたら味が落ちるからな。ほら、いただきます」
「ぃ、いただき、ます……」
促されて、マシュは赤い顔を隠しながら両手を合わせた。
……これは、喜び? 大人として見られたことへの。それとも……。ぐるぐると頭の中で感情の波が渦を巻く。
胸が苦しい。なのに、悪くない気持ちだった。
――セイバーさんに、謝らないと。
士郎と向き合って、汚い感情を手に入れて。
それでもマシュ・キリエライトの心に変容はない。
いっそう強まった意思の結晶が、少女を女にして、輝きを強いものとしていった。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ