第一章
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マの北にある山の方をこれ以上はないまでに怯えた顔で見つつそのうえで言うのだった。
「あの山の方を思い出します」
「あちらの山をか」
「そういえば」
ここでだ、千歳が日毬に彼女の左肩から囁いた。
「あちらに悪名高い科学者が潜んでいるとか」
「そういえばリー君達が言っていたな」
「南洋統一の時に人体実験や禁呪等を研究してです」
「何か恐ろしいものを生み出そうとしていたな」
「それでリーさん達も無視出来ず逮捕しようとしましたが」
「この辺りに逃げ込んでな」
「討伐隊からも隠れている」
千歳もまた山の方を見つつ言うのだった。
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