卑の意志なのか士郎くん!
[10/10]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
そして。敏捷A+ランクのアサシンが、三倍の速度で奇襲を仕掛けてきて、それを防げるだけの直感を、彼は持っていなかった。
見るも無惨な、芸術的な奇襲。
急所を狙った弾丸の洗礼を、腕を犠牲に防いだエミヤに。
容赦なくトドメのため、彼の起源を利用して作成されたナイフを投げ放つ。
心臓に直撃を食らったエミヤは、その暗殺者の面貌に、驚愕のあまり目を見開いたまま――固有結界を崩壊させ、物も言えぬまま消滅していった。
「――お見事、暗殺者」
「そちらこそ、我が主人」
面白味もなく、アサシンは己の戦果を誇りもしなかった。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ