第2巻
新たな魔法と新たな武具
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の詰所、要は交番があるんだから最初からそこに連れていけばよかった。
「おかぁさぁん!」
「リム!」
「無事解決したでござるな」
「うむ。迷子も解決したが少々腹が減ったから喫茶店へ行こう。パレントに」
頭を下げる母親と手を振るリムに別れを告げた後、八重の家に関して聞きたい事があったので色々と聞きながらのティータイム。八重の実家はオエドのハシバ、スマホの地図アプリで探しながら試しに兄を検索してほしいと言われる。
「道場にいて動きからするに試合中らしい」
「兄上らしいでござるな。普段は穏やかなのでござるが、剣の事になると夢中になってしまい周りが見えなくなる程でござった」
「それについては同情できる。剣術を極めている俺でも試したい技があると夢中してしまう程だ、八重の兄ちゃんとは一度会ってみたいな」
八重の兄ちゃんの事を話してると沢山の注文が来た事で、食べ始める俺と八重。食べ終わるとそのまま宿へ戻り、自分の部屋に戻ってからトレミーに定時通信してた。
『先程の迷子検索も正常でした』
「そのようだ。リフレットの町をスキャンして迷子情報を照らし合わせる事でスマホの地図アプリで探せるのも」
『本来なら長距離撮影した主人公が覗き行為をしたとか』
「スマホを使った魔法により、上着を脱いでブラウスのボタンを外して白い肌が目の前に飛び込んでくるぐらいで慌てるとは」
『艦長は・・・・何やらリンゼさんが来るようなので通信終わらせてもらいます』
「・・・・一真さん。いいですか?」
「おう何だリンゼ」
扉を叩く音と共に通信終了させて通信機をオフ、スマホを胸ポケットに入れて扉を開けるリンゼ。
「今日、骨董屋でこれを見つけて買ってきたんですけど」
巻物のような物を俺に差し出してきたが、これは木製の筒に羊皮紙が巻かれた物らしい。中身を見てグラサンを翻訳モードにして読むと魔法のスクロールか、書いてある文字は古代魔法言語だからリンゼには一部しか読めないらしい。
「シャルロッテにあげた眼鏡を創ったからこれで読んでごらん」
「古代精霊言語と古代魔法言語は違う言語でも読める眼鏡なのですね・・・・どうやら古代魔法の一つである水属性の魔法みたいです」
「ふむふむ、これは【バブルボム】か。攻撃系魔法だが、今日は時間ないから明日までお預けな」
「すぐに試したい気持ちがありましたが、確かにそうですね」
次の日にでも試すからと部屋を出て行き、ここでの魔法を使うと犯罪に使われそうだと思ったのは俺だけであろうか?【アポーツ】は窃盗で【ロングセンス】は覗きで【ゲート】使うと不法侵入か家宅侵入となり、カメラアプリと【ロングセンス】で盗撮。
『犯罪者スキルとしては持って来いな魔法で
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