第56話:魔王の配下
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………うん………確かにね。ヒカリちゃんも色んな意味で変わったね」
真剣な表情で頷くタケルにヒカリは表情を引き攣らせる。
「何?タケル君?何が言いたいの?言いたいことがあるなら言えばいいじゃない…!!」
「ヒカリさん!!アカリさん直伝の肘打ち、アカリさん・ドストライクは駄目だ!!」
「大丈夫、今回はただのアカリさん・ストライクだから…!!」
「全然大丈夫じゃない!!」
「早まらないでヒカリ!!」
賢とワームモン、テイルモンがアカリ直伝の必殺技を繰り出そうとするヒカリを止めた。
「まあとにかく今日は解散。また明日ってことで」
取り敢えず今日はゆっくり休んで明日に備えようと大輔は解散を言い渡す。
そして翌日…東銀座にデジモンが出現し、大輔は慌てるが、ブイモンが寝坊してしまい、叩き起こすとマグナモンに乗せてもらい東銀座に向かった。
一方、東銀座では。
「どうした?でかい口を叩いておきながらこのざまか?」
「ぐっ…!!」
ブラックウォーグレイモンとスカルサタモンが睨み合う。
他の完全体を倒して調子に乗っていたスカルサタモンだが、いきなり現れたブラックウォーグレイモンに圧倒されている。
因みにブラックウォーグレイモンと一緒に東銀座に向かったはずのなっちゃんはまだ追い付いていない(置いていかれた)。
「ウォーブラスター!!」
ブラックウォーグレイモンがエネルギー弾を連射し、スカルサタモンを攻撃する。
それを回避するが、エネルギー弾に神経を回していたスカルサタモンの隙を突くように一気に接近し、顔面を殴り飛ばす。
ブラックウォーグレイモンは吹き飛んでいくスカルサタモンを追い掛け、追撃を仕掛けていく。
殴る、ただひたすら無慈悲にスカルサタモンを殴り続ける。
「ぎゃああああ…!?」
「あいつらは甘いから貴様にも無意識に手加減をしてくれたかもしれんが俺はそうではない。さっさとこんなつまらん戦いなど終わらせてやる。」
鋭い回し蹴りを繰り出してスカルサタモンを吹き飛ばした。
「ぐ…ぐぐぐ…」
よろめきながら起き上がるスカルサタモンにブラックウォーグレイモンは掌に掌サイズの小型のエネルギー弾を作り出す。
「つまらん戦いだった。さっさと消えるがいい…!!」
スカルサタモンに狙いを定めたブラックウォーグレイモンはエネルギー弾を投擲しようとする。
「…ん?…ヒヒッ!?」
表情を険しくしていたスカルサタモンがある物を見つけ、ニヤリと笑いながら移動した。
「む?」
スカルサタモンが取った行動に訝しむブラックウォーグレイモンだが、次の瞬間に目を顰めた。
「いっひっひ!これなーんだ!」
スカルサタモン
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