第55話:ニューヨーク
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時間があればやるのか」
ベンジャミンも苦笑しながら言う。
同じ顔だから色々苦労することもあるようだ。
マイケルの父は佳恵お手製のおにぎりを食べ終わって横になり、ベタモン達が残ったおにぎりを食べている中、ミミのD-ターミナルが鳴り響く。
「サムって子から、ロッフェラーセンターでジュレイモンが暴れてるって!」
「え!?じゃあ、止めに行かないと…………ロッフェラーセンターってどの辺?」
ニューヨークの地理はよく分からない大輔はミミとマイケルに尋ねた。
「僕達が案内するよ、大輔達はついて来てくれ」
「よし、私も力を貸そう。東京でゲンナイがやったように、チンロンモンのパワーを授けよう」
「それって、もしかして私、超進化出来るの!?」
パルモンが嬉しそうにベンジャミンに尋ねた。
ベンジャミンはパルモンに頷き、大輔が出したD-3Xに手を翳すと、チンロンモンの力を注がれたD-3Xは眩く発光して、デジモン達をその温かな光で包み込んだ。
「行くぞ、デジメンタルアップ!!」
「ブイモンアーマー進化、地上最大の希望!サジタリモン!!」
「ブラックアグモン進化、ブラックウォーグレイモン!!」
「シスタモン・ブラン進化、シスタモン・ノワール!!」
「パルモン進化、トゲモン!!トゲモン超進化、リリモン!!」
「ベタモン進化、シードラモン!!」
全員が進化してロッフェラーセンターに向かうと、そこで子供達の目に飛び込んできたのはビルによじ登るジュレイモンの姿だった。
リリモンがすぐさまジュレイモンに向かう。
「花の首飾り!!」
リリモンが花の首飾りを出して、ジュレイモンの体を締め付けるが、それはあっさりと引き千切られてしまう。
「どうして!?」
「悪性のウイルスに冒された訳じゃないからよ!」
「そう、興奮して暴れてる!」
「なら…トリケラモン達と同じように気絶させるしかないな…ブラックウォーグレイモン。ジュレイモンをビルから叩き落としてくれ」
大輔がブラックウォーグレイモンに指示を出す。
「リリモンとシードラモン、なっちゃん、サジタリモンはジュレイモンが落下した後、すぐに一斉攻撃。そうすればジュレイモンも気絶するさ」
「りょーかい」
「分かった、大輔」
なっちゃんとサジタリモンが頷いてそれぞれの武器を構え、大輔は近くのサムと言う選ばれし子供とパートナーデジモンのフレアリザモンに英語で同じ説明をした。
「大輔って英会話出来たのね」
「日本に来る前はアメリカで暮らしてたらしいよ。日常会話なんて軽く出来るらしい」
「へえ〜、大輔って帰国子女だったんだ!!」
後輩の意外の新事実に目を見開くミミであ
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