選択の時
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横島は悩んでいた
(仲間を選ぶ?確かに1人で生きて行くのは辛いのは確かだが)
1人脳内でいろいろと考え込んでいた
『ちなみに何人までならいいんだ?』
『何人でもと言いたいところだが次の世界のためにも2人までが限界です』
『もちろん選ばれたやつの意志にもよるが』
それからまた横島は熟考することとなる
どれくらいの時が流れたのか
そして意を決したように立ち上がった
『決まりましたか?』
『まぁ難しい選択だったよ』
『では聞こうじゃないかお前の選択を』
『1人目は小竜姫様にする』
横島の最初に選んだのは
自分の師匠とも言える神族を指名したのだった
『分かりました、ではここに召喚しますのであなた自身で彼女に説明してください』
『俺が説明するのか?小竜姫様が俺なんかに着いて来てくれるか不安なんだが』
『それはあなた次第ですよ』
神族が召喚するための呪文を唱えた
すると光が集まりその中から
可愛いらしい女性が現れた
『ここはどこなんでしょ!?』
『小竜姫様!!!』
『まさか?????横島さん!!!』
小竜姫は自分がなぜここの場所に呼ばれたのか
なぜ自分の目の前に横島がいるのか
考える前に
嬉しさから横島に駆け寄った
『横島さん、会いたかった、もう会えないんじゃないかって心配で』
『小竜姫様、心配してもらってありがとうございます、なんとか生き延びることができたのも小竜姫様のおかげですから、いろいろと修行つけてくれたじゃないですか』
心から感謝を示す横島に
涙を一雫流して小竜姫は首を振った
『私があの時あなたの才能に気づかなければと何度も自分を呪いました、あんな悲しいことを体験するなんて』
『そんなことないですよ、力がなければ彼女に会うこともなかったし、小竜姫様のせいではありません』
そんな感動の再会を果たした2人に
神族が話しかけてきた
『あの、そろそろ本題に入りたいのですが』
『『あっすいません!!』
2人は頭を下げた
『小竜姫、あなたは横島に選ばれたのです。ここで選択するのです、このまま世界に残るか?横島と共に生きるかを』
『私が横島さんと共に生きる?どういうことですか?詳しく説明してください』
『じゃあ俺が説明します、小竜姫様』
ここまでに至った経緯を説明した
そして自分は横島に選ばれたのだとわかった
『俺はこのままではいずれは死ぬ運命だと思います、いくら強くなっても相手は神族や魔族です、どんな手を使ってくるかもわからない、安息の時間すらない世界に未練はないんです』
『横島さん?????本当にいいんですか?仲間を置いて行っても?』
『他のみんなには迷惑かけっぱなしでしたし、本当に勝手な俺のわがままですけど、小竜姫様だけは離れたくないと思ったんです』
小竜姫は横島の胸に飛びこ
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