第49話:ブラックアグモン誕生
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ォーグレイモンがデジクロスしたんですか?2体がデジクロスしなければならないくらい強いデジモンがここにいたんですか?」
「ああ、アポカリモンの生まれ変わりのガルフモンがいてさ。そいつをマグナモンとブラックウォーグレイモンのデジクロス体で叩き潰した」
【へー…えええええええええ!!?】
サラリと言われた爆弾発言にこの森が震え上がるくらいの音量の叫びが響き渡る。
数分後。
「落ち着いたか?」
「あ、はい。お騒がせしました」
何故か敬語のタケルに違和感を感じながらも、大輔はヒカリや賢に向き直る。
「なっちゃんも連れて行く。いいよな?」
「ああ、勿論。」
「私もいいよ?」
話していく内に仲良くなったのか、なっちゃんはヒカリに抱きついている。
「クロスオープン!!」
マグナモンとブラックウォーグレイモンが分離、退化してしまった。
そう、何故かブラックウォーグレイモンも退化の光に包まれてしまった。
「ふう…む?」
唖然としながら自分を見つめる大輔達にブラックウォーグレイモンだったものが訝しげに辺りを見回す。
ブラックウォーグレイモンだったものは困惑していた。
自分の手がいつもよりも小さいことに、目の前の大輔達がいつもより大きい上に辺りの景色が全く違う。
これは一体どうした事か?
「……………お前達、巨大化したか?」
【お前(あなた・君・あんた・おみゃー)が小さくなった(のよ・んですよ・んだぎゃあ)んだよ!!!】
ブラックウォーグレイモンだったものの天然発言に全員がツッコミを入れた。
そう、どういうわけかブラックウォーグレイモンは黒い…ウィルス種のアグモン、ブラックアグモンに退化してしまったのだ。
「何で!?どうして!?何故何WHYーーー!!?」
「多分、大輔さんのD-3Xの力を受けたことで進化と退化の能力が備わったんじゃないでしょうか?」
動揺し、パニクった京を無視して伊織が自分の考察を言うが、間違ってはいないだろう。
恐らく奇跡を起こす奇跡のデジメンタルの力の影響を受けているのもあるかもしれない。
「にしても成長期の姿になったおかげで随分と闇の力が小さくなったな。触れないと闇の力があるのかどうかも分からなくなっちまった。」
「闇の力は殆ど感じないわね」
「うん」
テイルモンもパタモンはブラックアグモンの闇の力が聖なる光に覆われ、無駄に力が外部に漏れないような状態になっていることに気付く。
これが奇跡の名を冠する奇跡のデジメンタルの力か。
「とにかく、今日からよろしくななっちゃん!!」
「うん!!」
新たな仲間、シスタモン・ブランことナツ…なっちゃんを迎え入れる大輔達
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