魔王来襲編
第17話 改訂版 (2019/01/17)
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行ったんだが、その数が数千近くだった為、俺と朱菜は二度目の名付けデスマーチを体験することになった。
………いや、あれはデスマーチという程でも無かったか。ゴブタ達の名前をちょっと弄った名前を付けたし。ゴブータとかゴッブータとか。あと苗字はリグル達とは別で猿飛って苗字にした。
苗字の提案をして来たのは当然のことだが朱菜。けど、何故に猿飛?全員忍者にでもする気か?いや、実際の所うちの名有りは全員が特別技能『忍法』を獲得してるから忍者なんだけど。
あと、蜥蜴人族の首領・アビルから勘当されたガビルとその部下達+αもうちの里にやって来た。どうやら俺達の配下になりに来たそうだ。
朱菜は嫌そうな顔をしてたけど、俺はそれなりにガビルのことを気に入ってたので、ガビル達の事も受け入れて、姓を含む名付けを行った。
ガビル達に与えた姓は山中。そして、ガビル達が進化して至った種族は龍人族だ。正確にはガビルは龍人王、ガビルの側近だった3人は龍人将軍が2名と龍人英雄が1名。
ガビルの妹でアビルの親衛隊長をしていた蜥蜴人族――山中蒼華は龍忍族という竜の角と翼が生えている以外はかなり人間に近い姿へと進化した。
あっ、ガビル達も特殊技能を獲得したぞ。獲得した特殊技能は『山中之系譜』。精神攻撃と感知に特化した技能だ。
取り敢えず、住人も増えてこれからより一層里を発展させ、平和な日常を堪能しようと思っていたんだが、その矢先に新たな問題がやって来た。
「リムル様、北から多数の気配がこの里に接近しています。数は500といった所です」
感知したのが朱菜でなければ、報告内容を笑い飛ばしていただろう。何故なら、俺達の里の北側には山と武装国家ドワルゴンしかないからだ。
集団で移動しているなら小規模でもドワルゴンの軍隊である可能性がある。ドワルゴンにちょっかいを掛けた記憶は無いんだけどな。
取り敢えず、500の集団と接触できそうな開けた所に幹部メンバーと行ってみることにしよう。里は地中・空に関わらず球状の結界で覆われてるからな。
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