暁 〜小説投稿サイト〜
真似と開閉と世界旅行
猛反撃〜
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とリパルの声で俺たちは慌てて障壁を貼るが…モンスターから放たれた魔力弾はそれらを容易く弾き、俺らは吹き飛ばされる。

「がはぁ…!!」
「な、にぃ…」
「ひひっ…だーまされーたー」

モンスターの姿が全てシンに変わる。…こいつ…!!

「死ねぇ!!」
「っ!!」

間に合わない…!!その時だった。シンの一撃を誰かが弾いたのだ。

「…えっ?」
「ーーーもー、亮ってば油断しすぎ」

目の前の女性は言う。その姿を見て…思わず、涙が溢れそうになる。…紅のドレス、褐色の肌、そして蓮華やシャオと同じ桃色の……

「……雪蓮っ!!!」
「やっほー♪しばらく見ない内にすっごくいい男の顔になってるじゃない♪」
『私もいるぞ、亮』
「冥琳まで…!来てくれたのか…!!」

通信機から冥琳の声が聞こえ、目の前の雪蓮が微笑む。

「あなたが危険だーって、足のないお母様が来たときは仰天したわよ、もう」

水蓮さん…繋がらないと思ったら…

「たかが人間が二人増えた程度で…!」
「二人?違うわよ…みんな来たわ」
「えっ?」

「魔神剣!!」

衝撃波がシンたちを吹きとばす。

「間に合ったわね」
「…うん」
「咲、ここはうちらに任しとき!」
「我らの力を見せねばな!」

「みんな…!」
董卓軍の皆が来てくれていた。そして俺の方も…

「亮!」
「…シン、ついに会えたな」
「本陣は冥琳様と穏様に任せて来ました!」

「明命、思春、亞莎!」

「あら、蓮華はいないのね?」
「流石に国王を最前線に出すのは不味いだろ、雪蓮…」
「ええ、蓮華様は私たちに全てを任せてくれました。亮たちは先へ!!」
「すまない、頼む!!」

死ぬな、とか気を付けろ、とは言わない。…絶対に…勝って再会するんだ。
























ー明命ー

「待て…!」
「いかせませんよ!!」
「…舐めるなよ…!!またオモチャにしてやる!!」

思春様と亞莎が初めに飛び出し、二人が構える。

「はぁぁぁぁ!!」

亞莎が闇の力を解放、拳と蹴りを力の限り叩きつける。

「殺劇舞荒拳!!」
「がはぁ!?」

続いては思春様が鈴音を構え、その刀身を光らせる。

「曲刀ソードスキル…!レギオン・デストロイヤー!!!」

二人の奥義が炸裂し、打ち上げられる。そしてとどめは私だ。

「ーーーー闇夜を駆ける疾風の一撃(コンセツ)ーーーー!!」

「ぐぬぉぉぉ!?!?」

こっちは倒した…!!あっちは!?


「いくでぇ華雄ちん!!」
「応よ!!」

二人の長物が光輝き、それを全力でフルスイング。シ
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