暁 〜小説投稿サイト〜
真似と開閉と世界旅行
猛反撃〜
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も…許してあげない!!」

「イノセントシャイン!!」
「トリリオンドライブ!!」

「ぐぅぁぁぁ!?」

二つの光の奔流に呑まれ、シンが大きく吹き飛ぶ。わたしはそれを見る前から反対方向で飛んでいた。

「あなたの力を借りるわ、ユウキ!!やぁぁぁぁぁ!!」

背中から翼をはばたかせ、何度も連続で突きを放ち…最後の一撃に力を籠める。

「マザーズ・ロザリオ!!」

ズパァァァンっ!!

「ぎゃぁぁぁぁ!?ば、バカな、僕が…この、僕がぁぁぁぁ!!!!」

断末魔を上げ、黒い靄と化したシンが早貴たちの方に飛んでいく。わたしは元の姿に戻り、ユウキたちに近づく。

「ふぅ…」
「アスナ…」
「はいユウキ、あなたの力よ」

そう言ってユウキに渡すと、メダルが光ってユウキが元の姿に戻る。

「…ありがとう、アスナ」
「ううん、それにしても…凄いソードスキルだね、マザーズロザリオって」
「………うん」

ユウキは俯きながら答える。それに対して聞こうとするが…ティアが話しかけてくる。

「このメダルを回収しましょう。何人か力を奪われていたはず…」
「ああ、ヴィヴィオたちとかな」

力を取り戻したヴィータちゃんがうなずく。

「…早貴、亮くん。…あとはお願い」


































ー別の場所ー

「このクソガキどもが…!!」

「子供舐めないでよね!ソフィ!シリカ!いっくよー!!」

アニスがトクナガによってシリカとソフィを打ち出し、さらにソフィが体を反転させてシリカと合わせる。

「いくよシリカ!」
「うん!お願い!」

ソフィによってさらにシリカは蹴り出される。圧倒的な加速を得たシリカは気を解放しながらソードスキルを放つ。

「てぇぇい!!」
「ぐっ、その程度…!!」
「まだまだぁぁ!!」

足を伸ばし、地面を蹴り、再び斬り付ける。それを繰り返してジグザグに切り込み、最後に思いきり地面を踏み込む。

「ミラージュ・ファング!!」
「ぐぁぁあぁぁあっ!?!?」

「ナイス二人とも!お子さま組、結構やるじゃん!」
「い、一応あたしが歳上なんだけど…」

シンが吹き飛ぶ中、その近くにも何人かがいた。

「よーっし!リズ、この改造ハンマーでgo!」
「ちょっとパスカル!?なんか怪しいのがついて…わひゃぁぁぁぁぁ!?!?」
「いやー、ヴィータのハンマー見てたらつい作りたくなって」

リズの手に持たれたハンマーからジェット噴射がなされ、リズごと回転して空を舞う。その不規則な動きにシンは翻弄され…

「やってやろうじゃないのよぉぉぉ
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