大神村の怪異
Part.9
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屍鬼にきっちりとどめを刺さないとね」
「……ですね」
「さぁ、次のラウンドで手伝いに行くわよ、咲夜」
「承知しました」
「ちっ、よくわからんが今はあの化け物を倒すチャンスだ!」
遊星 《拳銃》75 → 18 成功
3D10 → 22
的確に急所を打ち抜かれた食屍鬼Lは崩れるように倒れます。自動気絶です。
「俺の番か。今のうちに食屍鬼たちと距離を取って安全な場所に大賀さんと移動する。次のラウンドから俺も《拳銃》で攻撃するぞ」
では第6ラウンドに移行します。……が、えー、読者の皆さん、ぶっちゃけこの状態になった瞬間にどう足掻いても食屍鬼たちに勝ち目はありません。よって戦闘はカットさせていただきます。
その、なんというか、この戦闘ラウンドかなりグダグダになりまして、なんと14ラウンドまでかかる長期戦に。途中白夜の《耐久力》が2になったりしましたけど。咲夜の力で回復したりなんやらかんやらして無事食屍鬼たちを全滅させることに成功しました。
「……ふぅ、なんとか全員倒したみたいね」
ごめんなさい。いや、理由はあったんですけど、食屍鬼を10体も追加注文しちゃってごめんなさい。
「まぁ、いいんじゃないか。無事にみんな倒せたんだしよ」
「というか色々聞きたいことがあるんだが1つに絞ろう。十六夜さん、あんたは一体何者だ?」
「それは俺も気になる」
「私もだ」
「あー……GM、これ誤魔化した方がいいでしょうか? 《SAN》チェックとかありませんか?」
いえ、ありません。お好きに喋っていただいて結構ですよ。
「あったとしても私が許さないわ。咲夜、これは命令よ。主の私に隠し事は許さないわ」
「……はい、お嬢様。この咲夜、全てを語らせていただきます」
では咲夜に代弁してGMから真相をお話しします。
咲夜はとある神の分身体の1体であり、人間の姿に擬態した時に記憶を失ってしまいます。その時にレミリア、あなたに拾われ今日まで記憶を無くした状態で人間として過ごしていました。
レミリアを守る一心で彼女を庇い、ダメージを受けたときに記憶が戻り、こうしてすべての力を取り戻したのです。
「じゃあ……なに? あなたは神様なの?」
「そういうことになります」
「ふーん。で、あなたもう人間の姿に戻れないの?」
「えっと?」
戻れますよ。
「ええ、戻れます。戻れますが」
「じゃあ早く人間の姿に戻りなさい。眩しいのよ、もう」
「あ、はい。元に戻ります」
では咲夜は元の姿に戻りました。角も翼も消えますが、銀色の髪の毛の中に緑色のメッシュがいくつか入っています。
「よし、それでいいわ。さぁ、疲れたわ咲夜。お茶
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