大神村の怪異
Part.6
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たたちは部屋から飛び出した彼女の後を追います。彼女が入口に一番近いところに座っていたこと、そして突然の出来事に反応が遅れたあなたたちは、どうしても彼女と距離が出てしまいます。が、決して追いつけない距離ではありません。
美穂が中央会館から出ると、森へと続く道の方に行きます。その道の先にはつり橋があります。
「本当にこの村から出るつもりか!? というか森は危険だ! 入るな! と彼女に呼び掛けてみるが」
そんな忠告聞きません。彼女は森の中をどんどん進んでいきます。どうしますか?
「「「追いかける」」」
わかりました。それではあなたたちが森に入った瞬間、美穂の悲鳴が聞こえてきます。
「! 急ぐぞ!」
「どうした、なにがあった! と叫びながら悲鳴が聞こえた方に走る!」
「嫌な予感しかしないねい! 死ぬんじゃないよい!」
あなたたち3人が悲鳴の聞こえた方に走ると、そこには美穂がいました。つり橋の前でへたり込んでいます。
「大丈夫か! と彼女の体を抱く!」
「あ、あ……は、橋……橋が……」
「橋はどうなっているGM!」
つり橋が落ちてしまっています。ええ、もう完全に。
「なにっ!? つり橋を調べるぞ! ロープの所はどうなっている! 昨日まではちゃんと固定されていたろう!」
ロープが固く結ばれていたところがズタズタに切り刻まれています。鋭利な刃物で切られたみたいです。
「《生物学》で判定するぞ。こうなっているのが想像できたからついてきたんだ」
白夜 《生物学》80 → 39 成功
では白夜は、これは刃物というよりも動物が爪でひっかいたような傷だということに気が付きました。
「こりゃあ、村長の言うことも嘘じゃないかもしれないぜ。これ、爪痕だ。動物のな。村長の言う、人狼ってやつが落としたんだろうぜ。……俺たちをこの村から逃がさないためにな」
はい、この事実を知った皆さん、《SAN》チェックのお時間です。0/1でどうぞ。
遊星 《SAN》58 → 29 成功
咏 《SAN》45 → 35 成功
白夜 《SAN》41 → 03 クリティカル
クリティカルですか……じゃあ次の判定に+10で判定してどうぞ。
「とりあえずこれ以上ここにいるのは危険だ。中央会館に向かおう」
「私が大賀さんを背負っていこうかねい。ちっこいけど力持ちだからな。軽い軽い」
「じゃあ俺と遊星さんが護衛だな。俺だってそこそこ強いんだぜ」
特に何事もなく、あなた達は中央会館まで戻って来られました。
「つり橋のことをみんなに話す。みんな、落ち着いて聞いてくれ。……この村と外を繋ぐつり橋が落ちていた。どうやら俺たちはこの村に閉じ込め
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