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社会人共がクトゥルフやった時のリプレイ
クロノスを喰らうもの
Part.7
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。問題は咲夜ちゃんと遊星くんだよね」

「私は……どうしましょう」

「無茶するな咲夜。俺が読む。3人読めば充分だろう。ぶっちゃけ俺いなくても何とかなるからな」

「というわけで私と京楽警部と遊星くんで読む。十六夜さんは読まなくていい。さっきの4つの情報だけで充分だ。十六夜さん、ここは私たちに任せて君は理人くんの所へ向かいたまえ」

「はい」

「さて、見る人も決まったし、GM、6番目の情報を開示してくれるかい?」

 え、6番目だけでいいんですか?

「5番目の情報はなくてもよさそうだしねぇ」

「だな。遊星くんの《SAN》値も割と危険水域だからな。余計な《SAN》チェックは避けて行かないといけない」

 ああ、大丈夫です。両方とも読んでも《SAN》チェックは挟みません。強制的な正気度喪失は発生しますがね。

「なんだ。じゃあ両方とも読もう」

 では両方の呪文の内容を公開します。えーと、ああ、全員先程の《SAN》チェック失敗していましたね。成功者は1点で済んだんですが残念ですね。では1D3の正気度を喪失させて《クトゥルフ神話》技能を習得してください。

「(コロコロ)……3」

「(コロコロ)……助かった、1だ」

「(コロコロ)……3。ここにきてボクと先生の正気度がガリガリ削れて行くなぁ」

 ではまず《その者の招来》から。
 この呪文を唱え、成功させると、『その者』が召喚され、特殊な五芒星の内部に出現させる。術者は1D10の正気度と、任意あるいは全てのMPを消費する。
 この呪文の基本成功率は1パーセントであり、消費されたMPと同じ値の分だけ成功率が上昇する。また、術者以外の呪文を知っている人間が詠唱に参加し、任意のマジックポイントを寄与することが出来る。
 次におそらくあなたたちが一番に知りたいであろう呪文、《その者の退散》。
 この呪文は招来された『その者』を退散させる。術者は1D10の正気度とMPを消費する。
 この呪文の基本成功率は1パーセントであり、消費されたMPと同じ値の分だけ成功率が上昇する。また、術者以外の呪文を知っている人間が詠唱に参加し、任意のMPを寄与することが出来る。
 ただし、他の術者によって招来されつつある『その者』を退散する場合、《その者の退散》の術者は《その者の招来》の術者のPOWを自らのPOWによって打ち負かす必要がある。複数の術者が《その者の退散》に参加する場合、対抗ロールに術者全員のPOWの合計値を用いてよい。
 以上です。

「うーむ……GM、本当にこれだけか?」

 はい。これだけです。

「《図書館》を振ろう。他に何かないか確認するぞ」

「俺も振ろう」

「ボクも振る」

 古美門《図書館》25 → 07 成
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