暁 〜小説投稿サイト〜
社会人共がクトゥルフやった時のリプレイ
クロノスを喰らうもの
Part.4
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がいいんじゃないか? 外に残っていたって、ここしか出口がないならあんまり意味ないぞ?」

「確かにそうかもしれないねぇ」

「じゃあ全員で行くか。GM、地下は暗いか?」

 薄暗い感じですね。《目星》に成功するか、懐中電灯を持っていれば探索できます。

「よし。じゃあ私はミニライトを取り出す」

「あたしもミニライトを点けようかねい」

「私もミニライトを持っています。取り出します」

「俺はカバンから大きめの懐中電灯を取り出す」

「ボクはスマホの電気を点けよう」

 全員で地下に行くんですね?

「うん」

 あなた達が鉄製の扉に隠されていた階段を降りていきますと、小さな地下室に辿り着きます。

「地下室には何がある?」

 古びた書籍が並ぶ本棚、鉛色の床にはチョークのようなもので描かれた五芒星の魔法陣がうっすらと残っています。部屋の奥は薄暗くてよく見えません。懐中電灯を照らせば見えるでしょう。

「部屋の奥を懐中電灯で照らす」

 部屋の奥には鉄格子があります。まるで牢獄のようです。そしてその中には1人の少女が閉じ込められていました。
 その少女は痩せ細り、肌は白く、衰弱してしまっていますが、それ以上にあなたたちはあるものに目を張ってしまいます。
 それは少女の目。
 少女の両目は鋭利な刃物で切り裂いたような傷で潰れてしまっており、彼女はもはや何も見えない目でぼんやりと虚空を眺めている。
 彼女の周囲には白骨化した死体が幾つも並んでおり、あなた達はその大きさから彼女と同じ年頃……小学生程度の子供の亡骸だと気付きます。
 たくさんの子供たちの白骨死体、及び尋常じゃない状態に陥っている少女を直視した皆さん。《SAN》チェックのお時間です。チーム古美門は2/1D4+1、京楽は事前知識により両目を刻まれた子供の姿を見ているため1/1D4の《SAN》値減少です。

 古美門《SAN》65 → 11 成功
 勇儀 《SAN》64 → 77 失敗
 咲夜 《SAM》49 → 90 失敗
 遊星 《SAM》54 → 80 失敗
 京楽 《SAN》54 → 27 成功

「(コロコロ)……4」

「(コロコロ)……2」

「(コロコロ)……3」

 さて《SAN》チェックも済んだことですし、あなた達の足音で誰かがここに来たのを察知したのでしょう、「誰か……いるの?」と小さな声が聞こえます。どうやら衰弱した少女が喋ったようです。目が潰れてしまっているためあなたたちがどこにいるのかわからないのでしょう。キョロキョロと辺りを見渡しています。

「ボクが少女に話しかけようか」

「私も行こう」

「私も行きます」

「じゃあ俺は他の場所を探索しよう」

「あたし
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