第16話:奇跡を起こせ
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に。
「!?でっ…殿下…!?」
「…強制デジクロス…!!!」
「おっ、お待ちをっ…!!わ…私は殿下の腹心として長らく…っ、ウオオオオオオオオ!!?」
ダスクモンの意志を無視して、ダスクモンはダークナイトモンに取り込まれ、リリスモンとの戦いで失った左腕の代わりとなる。
「…ふむ…」
「あ、あの野郎…自分の仲間さえ…」
サジタリモンSMが不愉快そうにダークナイトモンを見つめる。
そしてダークナイトモンは左腕となったダスクモンを見つめ、今の状態を確認した。
「(9割方、私が支配出来ているが…僅かながらダスクモンの意識が生きているのを感じる…)」
ダスクモンであった左腕は、ダークナイトモンの意志とは関係なく小刻みに震えている。
「(完全に同化させるにはある程度時間が必要だろう…。三元士クラスのデジモンを一方的に取り込むことは出来まい…寧ろ私の方が取り込まれる危険が大きい…!!)」
恐らく実力差がありすぎる相手に不完全な強制デジクロスでは例えベースがダークナイトモンであろうとも逆に意志を抑えつけられ、取り込まれる可能性があるのだろう。
「(天野…ネネ…!!道化風情がよくも…よくもやってくれたものだ…!!……いや……彼女だけでない…この不愉快な茶番劇はこいつら全員で引き起こした物と言えるだろう…この高貴なる私の計画をこんな…こんなゴミ虫共がっ…!!)おっ…の…れえええエエエエエエェェェエエ!!」
永きに渡って企ててきた計画を妨害されたダークナイトモンの怒りが爆発する。
「シェイドモン!ツワーモン!!この城を破棄するっ!!これよりは流浪の身となり、力を蓄え、再起を図ることとなろう…!だがその前に!!この忌まわしき柵(しがらみ)を今ここで清算するっ!!」
「ほざけ!清算されるのはどちらの方か思い知らせてやる!!」
「ここまで来てホイホイ逃がすと思ってんのか!?」
「オニスモンはもういない!!ご自慢の最高戦力も逃げ場もないぜダークナイトモン!!」
メタルグレイモン、シャウトモン、サジタリモンSMが叫ぶ。
「黙れぇ!!出でよデビドラモン!!」
ダークナイトモンが叫ぶと複眼の竜型デジモンが現れ、ダークナイトモンの隣に降り立った。
「デビドラモンか…それくらいで俺達を止められると…」
大輔の言葉を遮るようにシェイドモンはダークネスローダーを構えた。
「モノクロモン、カブテリモン。強制デジクロス!!」
「!?」
「な…何をするつもりだ…?」
「ガルルモン、スカルグレイモン。強制デジクロス!!クワガーモン、エアドラモン強制デジクロス!!メタルティラノモン、メガドラモン。強制デジクロス!!アンドロモン、メタルマメモン強制デジクロ
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