第36話:アルティメットアルマジモン
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受け取った。
「悪いけど後、8本くれないか?他のとこで作業してる奴らがいるんだ。」
飲み物を受け取り、他の地帯で作業している仲間に持って行く。
「えっと…まずはヒカリちゃん…ん?反応がもう1つ…タケル?おい!!」
「エクスブイモンと大輔君…あ、エクスブイモンはブイモンが進化したのよ」
「あ、そうなの?どうしたの大輔君?」
「こっちは一段落したから飲み物の差し入れだ。何で山岳地帯に行かせたお前らが此処にいるんだ?まさかサボリか?」
ギロリと睨む大輔にタケルは慌てて首を横に振る。
「違うよ!!僕達はただどうしてデジタルワールドに来られるのかなって話を…」
「まだ全ての敵を倒せていないからだろ?」
「え?」
「向こうのマグナモンが言ったんだ。現実世界とデジタルワールドが繋がるのは大抵デジタルワールドが危機に瀕して時空が不安定になった時のみだって、現実世界とデジタルワールドがまだ繋がってるってことはまだまだデジタルワールドを危機に瀕する存在がいるってことだろ(賢が言っていた女も原因の1つだろうな)…」
「大輔君、そんな冷静な考え方が出来…アギッ!?」
失礼なことをほざこうとしたタケルの尻に大輔の渾身の回し蹴りが炸裂した。
「ふざけんなタケル。蹴るぞ」
「〜っ!!〜っ!!」
元々サッカーをしていた上に1年間もの冒険の間で鍛え上げられた足の威力は半端ではなく、タケルを悶絶させるだけの威力があった。
「大輔君…」
「ああ…いつか、京と伊織も覚悟を決めなきゃいけない時が来る…デジモンを倒すって覚悟をな。運良く今回は3年前や向こうの冒険より恵まれてる。京達は復興作業、戦いは俺達に任せてもらうって手もあるな。」
「でもそれ、何の解決にも…」
「いいんだよ、戦いたい奴だけ戦えば。あいつら優しすぎるから」
「そ…そうだね、僕…僕も同意見だ、よ…。」
「全然決まってねえぞタケル」
尻を押さえながらブルブル震えながら言うタケル。
大輔の言う通り全然決まってない。
「今だけはゆっくりと過ごしたいもんだな」
デジタルワールド特有の空を見上げながら呟く大輔。
「そうだね」
大輔と共に空を見上げるヒカリ。
後に伊織とアルマジモンがトータモンの恥ずかしい場面を見てしまい、激怒させて追い掛けられる羽目になるのだ。
しかし偶然大輔達の元に来て、トータモンの口に例のオムライスを放り込み、あまりの不味さに気絶させて難を逃れた。
今日の復興作業を終え、家でゆっくりしていた大輔だが…。
「ねえ、大輔。あんたのクラスメート達に私、化け物を見るような目で見られてんだけど何で?」
「さあ?日頃の行いが悪いからじゃねえの
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