第36話:アルティメットアルマジモン
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。でも頭がすっきりするのは魅力よね」
「俺とヒカリちゃんも食ったけど普通のバタークッキーだったぞ味は」
「お前らも食うか?丁度よく全員分ある」
「え?いいの?じゃあ頂きます。」
ブイモンが更に小袋からクッキーを取り出して全員に配る。
全員がズノークッキーを口に運んだ。
「………あ、本当に味は普通のクッキーだわ」
「でも不思議と頭がすっきりするような…」
「今なら何でも分かる気がします…」
初めて食べる京達だが、味も普通のバタークッキーのために好評であった。
「んぐっ!?」
「アルマジモン!?」
急に倒れたアルマジモンに駆け寄る伊織。
「何だ!?まさか喉に詰まらせたのか!?」
「ええええ!?水!!水!!」
慌てる大輔に、どこかに水がないかと辺りを見回す京だったが、アルマジモンはゆっくり立ち上がる。
アルマジモン「何も問題はありません。僕の体には何の異常もありませんよ。皆さん、ご心配をお掛けしました」
「そ、そうですか…それは良かった…………え…?」
【!!!!?】
言葉遣いが急激に変わったアルマジモンに全員が驚愕で目を見開いた。
「あ、あんたどうしたわけ?」
テイルモンが冷や汗を流しながらも尋ねるが、変わり果てたアルマジモンは疑問符を浮かべるだけ。
アルマジモン「何か僕に問題でもありましたか?僕自身は何も感じませんが、僕が気付いていない異変がある可能性も否定は出来ませんね。異常があれば教えて頂きたいのですが…」
「いや…異変っていうか…異常っていうか…あまりにも…」
アルマジモン「どうやら問題はないようですねテイルモン。さあ、伊織。時間は有限です。早くデジタルワールドの復興のために湖地帯を目指しましょう」
「あ、待って下さいアルマジモン!!」
アルマジモンは伊織と共に華麗に去った。
【………………】
「………コホン、どうやらズノークッキーの力でアルマジモンの頭がすっきりしたようだな」
「すっきりどころか人格にまで影響が出てたよ!!」
「あんなのアルマジモンじゃなーい!!」
ブイモンが咳払いしながら言ったが、あまりの変わりようにタケルと京が叫んだ。
「て言うかズノークッキーを数枚食っただけであの変わりよう…どんだけ脳みそ使ってなかったんだあいつは…」
大輔が去っていくアルマジモンを見つめながら呟く。
こうして様々な衝撃を残しつつ、一同はそれぞれの場所に。
都市に来た大輔は即座にブイモンをエクスブイモンに進化させて、巨大な瓦礫を撤去しながら大輔はカレー作りを手伝うことに。
エクスブイモンが参加したことで瓦礫の撤去作業はかなり進み、休憩の時間となって飲み物を
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