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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百六十七話
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、恐らくは魔法との併用。厄介な相手だ」

「魔法…ですか?」

「おいおい。そんなイタい奴を見る眼を向けてくれるなよ。
これでも私だって魔法使いの端くれなんだ」

「えー…じゃぁルーモスやってください教官」

「ルーモス?………うん? ハリポタ? うん?」

千冬は指先に気功を集めると、それを光エネルギーに変換した。

「照明魔法…であってるか? 弟が好きなシリーズなんだが私はからきしでな」

「えっと…他には何ができるんですか?」

「ISくらいなら魔法で切れるぞ。さっき森を薙いだやつだ」

「きょ…教官って魔法少女だったんですか?」

「魔法少女? 私が?」

千冬はツボに入ったらしく、うずくまって爆笑し始めた。

「くく…魔法少女…魔法少女ねぇ……。
クラリッサ、お前そういうのが好きな質か」

「ええ、まどマギ大好きですよ」

「くく…少なくとも私は少女では居られなかった。
母や姉…もしかすると父や夫といった役割を果たすしかなかったぞ」

千冬は切断面を右手で触れた。

『アリス』

『組成出たよ。荷電粒子とかの残留は無し。
でも、やっぱりナノレベルで融けてる。
超音波メスっていう判断は間違ってないみたいだよ』

『咄嗟にミラージュを使ったが、本当に粒子砲の類いだったら防げんからな』

「恐ろしい切れ味ですね…」

「ISであれば、この程度の超音波メスでは貫けない。
逆にIS以外で正面からこれを防ぐのは難しい」

「難しいって…じゃぁ今度ヨセフが来たらどうするんですか? 未完成のシュヴァルツェアシリーズを出しますか? 壁にしかなりませんよ?」

「案ずるな。カルタフィルスが来れば私が出る。
一対一で正面からならば、負ける事はあるまい」

勝てるかは解らんがな、と千冬は続けた。

これまで千冬はカルタフィルスと二度相対し、どちらも退けた。

それはカルタフィルスが退いたからだ。

千冬はカルタフィルスに勝てた事はないが、退かせるだけの力はあった。




















某所

髪の長い男が、大きな水槽を眺めていた。

「ジェヴォーダンビースト……精霊の末裔」

こぽぽぽ…と水槽の底から気泡が生じる。

「これが失敗だったら、今度は本物の精霊をつかおうかな」

男が眺める水槽の中には異形が佇んでいた。

「あ、その前に、これの子供で試してみないと」

男はタブレットPCを取り出した。

そこには、赤いマーカーが表示されている。

「この前捕まえようとした時、確かに力が強まった。先祖帰りかな…?」

唐突に、男が顔をしかめた。

右手で萎ん
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