第32話:絶望を希望に変えるために 中編
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」
スタンドマイク、ロングソードを構えるタイキと大輔。
別次元の未来と過去のリーダーの最後の共闘が始まった。
「「うおおおおおお!!」」
大輔とタイキがバグラモンに向かって突っ込んでいく。
「生身の人間が魔王級のデジモンに立ち向かう…愚かとは言うまい。その胆力…高いモチベーション…正にジェネラルの器量と言えるだろう…工藤タイキ!本宮大輔!」
「(出来るだけ時間を稼ぐ!!死ぬわけにはいかねえ!!)」
「(動けない程のダメージを受けてもいけない…!!)」
スライディングでバグラモンの攻撃をギリギリで回避する大輔達。
「早く!!今の内に!!」
大輔が賢達に叫び、キリハはコトネを賢はヒカリと共にズィードミレニアモンの心臓部となるダークネスローダーの元に駆ける。
「是非もないが…くたばってくれるなよタイキ!!大輔!!」
「必ず助けてくる!!それまで頑張ってくれ!!」
「ムゥ…!」
バグラモンがダークネスローダーの元に駆けるキリハ達を見て、動きを止める。
「ダークネスローダーとネネさんはズィードミレニアモンの心臓みたいなもんだ…そっちに向けてはあまり本気で攻撃出来ねえだろ!?」
剣を全力でバグラモンに振り下ろす。
「何を企んで…っ!?その剣はクロンデジゾイドメタル製か!!」
剣を掌で受け止めたが、微かに痛みが走り、僅かに後退させた。
「そうさ!!ロングソードは大抵は完全体か究極体が装備しているレアメタルのクロンデジゾイド製だ!!これなら人間の俺でもあんたに僅かでもダメージを与えられる!!」
「チッ…」
「っ…うわあ!?」
バグラモンが再び衝撃波を繰り出して大輔を吹き飛ばす。
「大輔く…」
振り返ろうとするヒカリに…。
「振り返るなー!!」
「っ!!」
「俺なら大丈夫だ…ヒカリちゃんは…自分のやることに専念するんだ…みんなで…掴もうぜ…未来…!!」
「っ…うん!!」
「ヒカリさん!!早くD-3Xを!!」
「分かった!!」
キリハ達はXローダーとD-3Xを構えた。
「幼いが、君もまた1人の淑女と見た!やれるな!?」
「はいでち!!」
「それでは行きますよ!!」
賢、キリハ、ヒカリ、コトネのXローダーとD-3Xをダークネスローダーに翳す。
「XローダーとD-3Xを介して彼女の意識に接触するつもりか?だが…!」
「お前の相手は俺達だって言ってるだろ!?」
タイキはボムモンを取り出し、バグラモンに投げつける。
右腕で防がれてしまうが、それでいい。
「どりゃああああ!!」
大輔が振るった剣を今度は右腕で受け止めた。
「………君達を評す
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