暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
機動戦士ガンダム
2284話
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練をするしかない。

「ガンタンク隊の方は、敵に接近されないような行動を要求されるだろうな。また、誰かが敵に接近された時にすぐフォロー出来るように配置を考える必要もある。これは、ホワイトベースの甲板の上とかを移動して行動する事になるから、ある程度試す事は出来るだろ」
「うむ。だが……今のホワイトベースでそういう真似をすると、厄介な人がいるからな」

 リュウが誰の事を言っているのかというのは、考えるまでもなく明らかだ。
 つまり、リードの事を言ってるのだろう。
 どうやら、艦橋にいるブライトだけではなく、リュウの方にもちょっかいを出していたらしい。
 てっきり艦橋からは出てこないんだとばかり思っていたんだが、少し意外だったな。

「まぁ、リー……いや、その誰かさんの機嫌を損ねたくないからといって行動せず、結果として仲間に戦死者が出てもいいのなら、俺からはこれ以上何も言わないが……忘れるなよ? これからお前達が戦う相手は、その辺に幾らでもいるジオン軍ではなく、赤い彗星のシャアだ。そんな奴を相手に、最善をつくさないでどうなるのか……自分達で試してみたいと言うのなら、俺からはそれ以上言うべき事はないけどな。後は好きにすればいい」

 そう告げ、その場を立ち去るのだった。
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