第24話:同一人物
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焼き尽くす。
たった1体で多くの雑兵を蹴散らすインペリアルドラモンHDMは正に皇帝竜の名に恥じぬ鬼神の如き強さを遺憾なく発揮した。
しかし、アルカディモンの付近にいた空母ホエーモン達が突如データ分解していく。
「大輔君!!アルカディモンの近くにいた空母ホエーモン達が!!」
「ああ、データ分解されてる!!あれは一体…!?」
消滅した空母ホエーモンを見たヒカリと大輔が目を見開く。
「奴に不用意に近付きめさるな!!ドットマトリックス効果でどんな装甲も粉々にされますぞ!!」
クレニアムモンの言葉に全員が目を見開く。
「いつ攻撃したのかさえ分からなかった…」
「見えない上に防げない攻撃なんてどうすればいいんだ…!?」
賢とゼンジロウが顔を険しくするが、ドゥフトモンが剣を構えながら此方に近付き、アルカディモンの必殺技を説明する。
「デジタルな物質やエネルギーを表す0と1の配列の隙間にナノバイトサイズの微細なノイズコードを侵入させ、無為化し、破壊する…。裏技的魔技、“ドットマトリックス”!!その威力は不可知にして不可避!!が…このドゥフトモンが一度目にしたことがあるという事実が唯一にして致命的な脆弱性である!」
ドゥフトモンは剣に意識を集中し始めた。
「(既にその技は私によって解析され、完璧なワクチンプログラムが完成している!!)今だ!!アルフォースブイドラモン」
「応っ!!」
ドゥフトモンが作成したワクチンプログラムの支援を受けたアルフォースブイドラモンが両腕のVブレスレットから光剣を発現させる。
アルカディモンのドットマトリックスがアルフォースブイドラモンに炸裂するが、ワクチンプログラムによって完全に無効化された。
「な…何よこれ、ドットマトリックス効果が発動しないじゃない!!いや!これは…崩壊したデータが瞬時に復元していると言うのっ!!?」
「(貴様の跳梁も、最早今日までだ!!)ドラゴンインパルスX!!!」
「ギョオオオオオオ!!」
竜のオーラを纏い、両腕の光剣でアルカディモンを両断、粉砕する。
「ガアアアアア!!」
残った魔獣であるヴェノムヴァンデモンが必殺技のヴェノムインフューズを放った。
それはアカリ達のいる空母ホエーモンに向かっている。
「しまった!!」
あれでは最速の聖騎士であるアルフォースブイドラモンでも間に合わない。
しかし突如、空間が歪み黄金の閃光が飛び出した。
「あ、あれは!?」
「マグナ…モン…!?」
歪みから飛び出したのはロイヤルナイツの守りの要、マグナモンである。
「ミラクルグリッター!!!」
マグナモンはクロンデジゾイドの鎧から光を放ち、ヴェノムヴァンデモ
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