第21話:デート
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達はお邪魔みたいだ。別の所でご飯を食べよう」
「うん!!」
そうやって笑い合う賢と昔の賢の姿をしたワームモンの2人はまるで本当の兄弟のように見えた。
「でも賢ちゃん、このお金…本当に大丈夫かな?」
「大丈夫だと思う…僕達のお金が10年で使えなくなるとは思えないけど念のため…仕方ない…仕方ないんだ。僕達は…っ!!」
魔法で精巧に作られたお金…賢とワームモンは凄まじい葛藤の末使うことにした。
そして大輔達は大輔が好きなラーメンを…ヒカリ達も現実世界のラーメンを食べてみたくなったためラーメン店に来たのだが。
「超特盛りギガンティックチャーシュー麺。10分以内で完食すれば賞金10万円の奴」
ブイモンがチャレンジメニューに挑戦していた。
「では制限時間は10分、始めえ!!」
「頂きまーす!!」
ブイモンが箸を高速で動かし、複数の卵が超巨大丼から一瞬で消えた。
【へ?】
呆然となる店員達。
デジモンの中でも相当な大食漢であるブイモンは凄まじい勢いで麺を啜っている。
まだ5分も経っていないのに半分近くまで減っている。
しかもまだまだ余裕そうだ。
「うん、美味い!!」
次はチャーシューにかぶりつく。
チャーシューを噛んで飲み込み、再び麺を啜った。
近くで見ていると食べてもいないのにお腹一杯になりそうなので大輔とヒカリとテイルモンはブイモンから少し離れた場所で食べている。
「…何かごめん」
「あ、ううん。いいよ、私もラーメン食べたかったし」
「凄い食欲ねえ…」
ブイモンが超特盛りギガンティックチャーシュー麺を食べて4分くらいして…。
「御馳走様!!」
超特盛りギガンティックチャーシュー麺をあっさりと打ち負かした見た目7〜8歳くらいのブイモンに見物人から歓声が上がる。
「………っ」
【店長!!?】
店長らしき人物は自分が研究に研究を重ねて作り出したチャレンジメニューをあっさりと破られたことにショックを受けて真っ白な灰となっていた。
「「「(ご愁傷様…)」」」
流石にこれは相手が悪すぎたの一言だ。
大輔達は店長らしき人物に合掌した。
「なあなあ!!」
「え、えっと…何だいボク?」
「お代わり!!今度はこれよりもっと多めで!!」
【おおおおおおおお!!】
お代わりを求めるブイモンに見物人達は更に歓声を上げるのであった。
因みにお代わりも綺麗に平らげました。
「へへ!!美味いラーメンを食べるだけでお金貰えるなんてな〜」
「私はあの店の店長達が哀れに見えたわ。店のチャレンジメニューをあっさりと破られた挙げ句、更に量を増やしたお代わりまであっさりと完食
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