第20話:並行世界
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から!」
「したのは僕だけどな」
【?】
ウィザーモンが詠唱し、魔法陣を展開すると、テイルモンが人間の女性の姿になった。
「おおおおお!!?」
「じゃあん!どう?決まってるでしょ」
「うおおおお凄えーっ!!」
「格好良い〜〜!!」
「変身の魔術だ。彼女に無理矢理習わされた時は何かと思ったが…これは有意義だったな」
「何かヒカリちゃんに似てるな」
「当たり前でしょ?この姿のモデルはヒカリなんだから。服は私のオリジナルだけど…ブイモンとそっちの私は…」
「うおっ!?これ、大輔かあ!?」
「懐かしい…!!小さい頃のヒカリだわ…!!」
ブイモンとヒカリのテイルモンは小学2年生時代の大輔とヒカリをモデルにした姿と服装となった。
髪や目の色は当然ブイモン達の色になっている。
「ってことはあれか!?俺達もそいつで人間の姿になれるってことか!!?」
「モチ!!さあ、その辺歩いている人を参考にあんた達の格好を考えるわよお!」
【YEAH!!】
「生き生きしているなぁ」
「あまり難しいデザインは止めてくれよ」
「何かあっちのテイルモン、滅茶苦茶元気だな」
「ブイモン達ともっと早く会っていたらあんな感じだったのかな?」
大輔とヒカリが向こうとこっちのテイルモンの性格の違いに苦笑する。
双子でも育つ環境が違えばと言うことなのだろうか。
しばらくしてシャウトモン達の姿が決まった。
「おおーっ!!?」
「へえ、悪くないな!」
「キューッ!!」
「フンガ!」
「えへへ、昔の賢ちゃん!!」
皆、それぞれのお似合いの姿になる。
因みにワームモンは一緒に初めてデジタルワールドを旅した時の賢…つまり小学3年生時の姿となっていた。
「ちょおおっと待てコラーーーっ!!何で俺らだけアヒルなんだぁーーっ!!」
ダーーーーーックス!!!!!!
…何故かスターモンズはアヒル姿だった。
「あはははは!似合ってる!超似合ってるよ!!」
「似合いすぎて腹が…腹が痛い!!」
アカリやブイモン、シャウトモン達が腹を抱えて爆笑する。
「クェーッ!!納得いかねぇーっ!!!」
「さて…僕も何か適当な姿にならないとな。うん、彼の姿を借りるとしよう」
「ん?誰に…」
「では行こうか諸君」
大輔が聞く前にウィザーモンが姿を変えた。
その姿は何処からどう見てもオタクと呼べる姿であった。
「「「「ぶうううう!?」」」」
「「待て待てーい!!」」
大輔とブイモン、ヒカリとヒカリのテイルモンが吹き出し、アカリとテイルモンが止める。
「あんたそんな格好で私の隣
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