第17話:クロスハート
[1/4]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
レインゾーンでのダークナイトモンとの戦いから数ヶ月が経過した。
大輔達はバグラ軍に侵攻されていると言うコリドーゾーンに向かっており、コリドーゾーンの村にバグラ軍の大軍が押し寄せてきていた。
「も…もうこのコリドーゾーンも終わりだっ…!」
「バグラ軍め…このデジタルワールド全てを戦乱に巻き込むつもりか…!!」
「諦めるな!!」
岩山から姿を現したのは、大きな軍団を率いたタイキ達であった。
「全軍突撃だ!!」
大輔が指示を飛ばし、エクスブイモン達が飛び出す。
「あ…あの旗はチーム・クロスハート!!やはりこのゾーンに来ていたのか…では、あの少年が」
「工藤タイキ…!!敵方の司令官はジェネラル、工藤タイキであります御大将!!」
対するバグラ軍の大将はタクティモンである。
「敵の大将はタクティモン様ですぞ殿!!最早これまで!!拙者と共に落ち延びましょうぞ〜っ!!」
「いや別にまだ何もされてないよ!!」
「落ち延びたいなら君だけでやってくれオチムシャモン!!寧ろタクティモンが今率いているのは偵察のための少数部隊、今なら奴を押さえ込めます!!」
賢がオチムシャモンにツッコミを入れ、タクティモンの部隊を分析した賢がタイキに言う。
「ああ!タクティモンさえ抑え込めば撃退出来る!行くぞ!みんな!!シャウトモン!バリスタモン!!ドルルモン!!スターモンズ!!デジクロス!!」
シャウトモン達をデジクロスさせ、シャウトモンX4にすると、スターソードによる一撃を叩き込んでタクティモンまでの道を作る。
「一撃で敵の本陣までの道が開けたっ!!」
「何という威力…!!あれがチーム・クロスハートの主力、シャウトモンX4か…!!」
「(なるほど…噂通り、あのオメガモンを彷彿とさせる姿をしているわね…)」
テイルモンとウィザーモンの横をコトネを肩車した大輔と、その横を走るヒカリの姿があった。
「コトネちゃん!!しっかり捕まってろよ!?」
「はいでち!だいしゅけしゃん!!タイキしゃんに遅れを取るなーっ!!もっとスピードアップでち!!」
「え?いいの?そんじゃあリクエストに応えて一気にスピードアップっ!!」
コトネのリクエストに応えて一気にスピードアップ。
「にょおおおおお!!?や、やっぱり普通でいいでち…」
「はいはいお姫様」
振り落とされそうになったため、必死に大輔にしがみつくコトネ。
少し涙目なのはご愛敬だ。
「もう、大輔君ったら…」
ヒカリは苦笑しながら大輔とコトネを見つめる。
「な…何、あの子!!?」
「あんな幼い子供がクロスハートに…!?」
「それに…あの2人……いや、まさか…ね…もう2人はあん
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ