第13話:同盟
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みや…デジクロスの力についても知り…ようやく本格的に人間界へ帰る方法を探し始めようとした矢先、妹のコトネが体調を崩し…眠ったまま意識が戻らなくなってしまったのです。そんな折、私達の前に現れたのが、スカルナイトモンとデッドリーアックスモン…ダークナイトモンの正体…デジクロスする前の姿です。」
「スカルナイトモンとデッドリーアックスモン…スパロウモンの話でも出たな」
「あの姿はデジクロスした後だったのかぁ!!?」
「なる程な…あの強さにも少しは合点がいくぜ…」
たった2体のデジクロスでリリスモンとそこそこ戦えるレベルになるのだとしたら、単体時も相当な強さなのだろう。
ネネのメッセージはまだまだ続く。
「彼らは私に語りました。体に宿るクロス・コードを見出され、ジェネラルとしてこのデジタルワールドに来るはずだったのは私だけで、妹はただ近くにいて、巻き込まれただけだった…ところが偶然にもコトネも不完全ながらクロス・コードを持っていた…!そのことが幼いコトネの体に負担をかけ、生きる力を奪っているのだと…」
「クロス・コードってそんなに体に悪いのか?でも大輔達は平気そうだぞ?」
「恐らく不完全だからよ。内包した不完全な力ほど体に害がある物はないわ」
そして再び、レインゾーンでは…。
「私達は早くに両親を亡くして遠縁の家に預けられたわ。コトネはたった1人の肉親なの。私は何があってもこの子を失いたくなかった…!彼らがダークネスローダーを作り出す過程でコトネの体からクロス・コードを取り除くことが出来ればあの子を助けることが出来る…私はそれがどんな災厄をデジタルワールドに齎すかを承知で彼らの陰謀に加担することを決めたの…」
「ダークネスローダーをネネさんに使わせるために…あの野郎は何するつもりなんだ?」
「ダークナイトモンは魔術を使って私の心を永遠に封じ込め、意のままに操る用意があると言っていたわ…私はこれからデジタルワールドに永遠の闇の支配を齎す本物の魔女になるのよ。それが…私がダークナイトモンと交わした取り引き…」
それを聞いた大輔は…そしてスイーツゾーンでネネのメッセージを聞いていたヒカリ達も驚愕していた。
「そっ…そんなっ…!嘘でしょネネ…!!?」
「成る程な、ネネがお前を遠ざけたのはダークナイトモンに強制デジクロスされないようにするためか!!ふざけやがって!!マグナモンへの進化が今でも出来るなら一瞬であいつを消し飛ばせるのに!!」
「…許せねぇっ…!」
拳を握り締めるシャウトモン。
その横でキリハも吐き捨てるように言う。
「ふん…!確かに度し難いな、あのダークナイトモンという輩はっ…!」
「違ぇっ…こんな悲しいことがまかり通ってる…今のデジタルワール
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