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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百六十六話
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に立ち、千冬はラウラに料理を教えていた。

「やー…眼福ですねー…」

「喧しいぞクラリッサ」

「いいじゃないですかー。まるで姉妹みたいですよ。教官とラウラちゃん」

「まぁ、実際ある意味では姉妹なのだがな」

「……………」

「黙るなよクラリッサ」

クスクスと千冬が笑う。

「どうしたのですか教官?」

「なんでもないよ、ラウラ」

千冬がラウラの頭を撫でるとラウラは嬉しそうに目を細めた。














翌 09:58

「えーっとー…うん…怪我しないように頑張ってねシュヴァルツェアハーゼの皆さん。
あ、噛まれても任務扱いだから保険降りるけど狂犬病にはきをつけてね」

基地指令ゲオルグの気の抜けるような訓示の後、シュヴァルツェアハーゼが基地から出立した。

ガション…ガション…とわざと遅く歩くEOSに歩調を会わせての移動である。

周辺住民は何事かと彼らを見る。

「目立ちますね…」

最後尾を歩くクラリッサが呟く。

「仕方あるまい。訳のわからない部隊が訳のわからない基地に配属されているんだ」

ふと、千冬が隣を見る。

「ラウラ、はぐれるなよ」

「私は子供ではありません!」

「まだ子供さ…。お前は軍以外を知らんだろう」

「ぅー……」

そのやり取りを微笑ましい姉妹のやり取りのように見るシュヴァルツェアハーゼ実働部隊。

それはまるで自分が子供のように、軍人でないように扱われているようで、ラウラはいっそう劣等感を覚える。

暫くして、シュヴァルツェアハーゼ実働部隊は近くの森林の入り口に到着した。

「分隊単位で散会。常に通信状況に留意」

クラリッサの指示でシュヴァルツェアハーゼが散会する。

五人分隊が四つ、三人の分隊が一つ。

各班に一機ずつEOSが配置されている。

「クラリッサとラウラは私と来い」

「教官ならEOSと張り合えますからね」

「私なんてまだまださ。弟ならISすら瞬殺するぞ」

「またまたご冗談を」

「ふむ……なら今度やってみるといい」

千冬は持ってきたブレードをベルトに装具で固定した。

クラリッサは散弾銃、ラウラは自動小銃だ。

「教官、それで宜しいのですか? 一切の火器を持っていないようですが」

ラウラが不思議そうにきく。

「火器は得意ではなくてな。いざとなればお前の銃を借りるさ」

「当たらないと思いますよ教官?」

とクラリッサが言った。

「なに、気合いで当てるさ」

六班がそれぞれ森に侵入した。

木々は青々としているが、そこそこの日光は地上に届いている。

木の間隔も刀を振る
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