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ソードアート・オンライン〜Another story〜
マザーズ・ロザリオ編
第269話 ユイの探求心と京都旅行
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ら。
「リュウキ……? キリト……?」
「胸部って、胸の事……よね?」
「胸、おっぱいの話をしてたなんてっ! も〜 えっちだなー。2人は。男の子だから〜っておっぱいの話はダメだよー?」
「……ユウ? あまり大きな声で連呼しないの」
「まあ、男の人、ですから、仕方ない面もあると思います……」
「あっはっはー。まー、男だしね。シウネーの言う通り!」
ざわざわ〜 とたくさん集合してくれた。
男性陣は 少し退いた所で見てた。巻き込まれない様に、かな? ジュンだけは 笑いこけてたが。
「……何変な事 話してんのよ」
シノンは睨んでて、ぎゅっ、とリュウキは脇腹を摘ままれてしまった。
弁解するのが異常に疲れるのは言うまでもなく、しれっと脱出したクラインには後日 盛大な制裁を誓うリュウキだった。
そして、キリトはと言うと。リュウキはしっかりと早く説明した〜と言う面を考慮したのか 冷ややかな評価はされなかったが。後ろにしれっと離れていったので、後々 更に大きな標的にされたのはまた別の話。
そして、本当に大変だったのはそのあとだ。
ユイの興味は尽きてない様で。
「パパとおにいさん。男の人代表として、教えてください。誰の胸部が一番ですか?」
話を更に盛ってくれた。終わらそうと努力したのに露と消えた瞬間でもある。
「あ、あのな? ユイ。それはクラインの出鱈目で……」
「……ユイ。クラインは、たまに調子に乗ってバカなミスする時があるだろ? 今回も似たり寄ったりだから、本気にしないでくれ」
2人で頑張ってユイを説得させようとするんだけれど、そこに割って入ってきたのは、さっきまで怒ってた? 筈のシノンだった。
「……別に良いじゃない。答えてあげれば。強ち出鱈目、って訳じゃないでしょ? ……ね、リュウキ」
「ぅ……」
シノンは意味深に笑う。
そして、リュウキはその笑う意味を直ぐに理解した。あの日。事故とは言え、シノンの胸部を触ってしまった事だと。
「キリトもそうよ。誰を選んだとしても、恨んだりしないわよ」
「恨むとかそういうのを心配してるんじゃないって! 絶対からかってるだろ? 今。リュウキもなんか言ってやってくれよ……」
「あ、ああ……。あまりいじめないでくれ」
怪しさ満点のやり取りに反応したレイナ。
「むー………。リューキくんっ!」
「な、何でもない。何もないって」
「ま、クラインならともかく、リュウキが嬉々と語る様な姿は想像つかないわよねー」
「お、オレもだぞ、リズ!」
「あーー……うーんどうだろうねー」
「リズもからかわないでくれよ!」
キャラが違う、と言う事で、リュウキは除外気味にしてくれてたのだが、や
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