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仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第1部〜崩壊する楽園〜
第1話『新たなる始まり』
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体?」
「僕の在籍していた城南大学附属高校は城南大学の一貫校ですので、本郷さんは僕の先輩にあたりますから。」
「そうか。それで、雅君の方は調子はいいか?」
「ぼちぼちですね。」
「わかった。こちらの書類をまとめたら、勉強をみてあげよう。」
雅の学力に合わせた技術的な勉強をみることが出来るのは数少ないため、本郷はそちらも協力的に行っていた。
「ジローさん、イェッサーを外してから、具合は大丈夫ですか?」
夕暮れ時、ジローを見かけた雅は声をかける。
「雅君か。まるで付き物が落ちたような気分だよ。風田君にイェッサーを止めてもらって、皆さんに外してもらえて、本当に感謝しています。」
ジローには善を司る良心回路が備わっていたが、プロフェッサーギルによって、人間の持つ邪悪な私利私欲を司る悪心回路、通称イェッサーを接合させられ、妹機であるビジンダーを騙して脱走し、兄弟機の01と00を殺し、最終的にプロフェッサーギルを殺害した事でジローの心は完璧な人間となれたが、その事で思い悩んでいた。しかし、あるときイナズマンにイェッサーを停止してもらい私利私欲に惑わされる事がなくなり、雅達の協力で、イェッサーを外すことに成功したのだ。
「そういえば、最近ミツ子さん達が帰って来なくて、探しているんですよ。」
「本当ですか!?こちらでも捜査してみます。」
雅はジローの言葉を聞き、別れて単独捜査を始める。
「本当に、どこに行ったんだろう?」
ジローは人気の無い路地裏に入る。すると、後ろから黒いフードを被った男が現れ、
〔タカ!クジャク!コンドル!♪タ〜ジャ〜ドル〜!〕
仮面ライダーオーズ タジャドルコンボに変身する。
「日野さん?じゃない!スイッチ、オン!」
ジローはキカイダーにチェンジする。
「君は一体!?何故僕を襲う!?」
キカイダーは自衛を行うがオーズは軽々避ける。
「答えろ!」
キカイダーは両腕で電気エネルギーを纏わせるが、
「こいつらがどうなってもいいのか?」
オーズは野太い声で話し二枚のライダーカードを見せる。そこにはキカイダーの探しているミツ子達が描かれていた。
「まさか!?」
「分かったか?」
〔スキャニングチャージ!〕
オーズは必殺技を発動し、飛翔する。
「デン、ジ……エンド!」
キカイダーは急降下してオーズに必殺技のデンジエンドを放とうとするが、オーズのプロミネンスドロップがその腕を破壊しながらキカイダーの胸部を抉りキカイダーは爆発。黒いフードの男はキカイダーのライダーカードを拾い上げ、
「光明寺の人造人間の世界、捕まえた。」
そう呟き、懐にしまう。世界は、平和に見えて、少しずつ侵蝕されていた。
to be contInued.
次回、仮面ライダーディロード
「羽入が見つからないの。」
「この世
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