暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第1部〜崩壊する楽園〜
第1話『新たなる始まり』
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はどうなっているのでしょうか!?」
国会の法改正案において野党から見当違いな質問を受けていた。雅は手を挙げ、
「凪風国家代表。」
審議長から指名される。
「国際連合において、半年前に我が国は日本国からの独立する際には、米国の調印もされております。これは、旧日本国土である我が国と日本国との二カ国で議論できる内容でもなく、現在日本国政府は我が国の返還を議論していないとの事が、総理大臣の見解です。それから、今議論すべきことは選挙法の改正法案の件で、日本国の国土返還ではありません。」
雅は返答するが、
「国家代表、この問題からお逃げするつもりなんですね!」
野党議員は身勝手な持論を言う。
「ただいまをもって、本日の国会を終了させていただきます!」
審議長の言葉で今日の議論は終了し、雅は中央会議室を出る。すると、
「国家代表、日本と国交問題はどの様にするつもりですか!?」
今日の国会の内容を待っていたとばかりにマスコミが群がる。
「どの様にも、日本も我が国も、国交を回復させる予定も、返還する予定もありません。」
雅は答え、
【ATTACK RIDE-WARP-】
ワープのアタックライドで外へ出る。
「これは、近いうちに放送法も改正する必要性がありそうだな。」
雅は国家代表庁舎の中で呟いていた。

「おい、真司!この間の記事はなんだ!?」
「編集長…じゃなくて社長!まずかったですか!?」
「まずいなんて話じゃねえよ!飛ばし記事を書くな!うちは今は公共新聞社になっているんだ!海外の人も見ることを考えろ。」
真司は大久保に叱られていた。新聞会社の殆どを失っていた所からスタートした次元保護国はOREジャーナルを公共新聞社として引き上げていた。
「大久保社長、例の黒いフードの事件、目撃者がいましたので今から取材に行ってきます。」
一文字がやって来る。現在、海外との国交が整備されていない次元保護国において、一文字はニュースを追うのに都合の良いOREジャーナルに入社していた。
「ああ、行ってこい。真司、隼人について行け!」
「分かりました社長!」
真司は一文字と共に出て行く。

「乾さん!」
「渡か。」
「あれから調子はどうですか?」
「普通にやらせてもらっている。」
「よかった。兄さんのライフエナジー供給システムが、オルフェノクにも適用できて。」
渡は巧の意見を聞き安堵する。世界が融合してすぐ、巧の寿命は残りわずかとなっていた時、大牙は咄嗟に巧をライフエナジー供給システムにつなぎ、一命を取り留めたことで、非人類への医療システムは飛躍的発展を遂げたのであった。
「この方法が、より多くの種族を救えるように、僕も兄さんの協力をしているんです。」
「なんでも、紅世の奴らにも使えるから、人を襲う奴が激減したらしいしな。
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