658部分:最終話 愛の死その九
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の端に寄せ少しずつ慎重に進む。そうしてだ。
王のすぐ傍まで何とか来た。そのうえでだ。
ホルニヒがだ。必死の声で王を呼んだのである。
「陛下、お待たせしました」
「ホルニヒか」
「早く小舟に」
こうだ。手を差し出してさえ王を呼ぶのだった。
「お急ぎ下さい、早くこの舟に」
「これが忠義、そして愛情だな」
王はホルニヒに応える前に呟いた。そうしてだ。
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