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とんでもない迷路
第四章
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破していった、そして夕方にだった。
 弥生は迷路を出た、当然玲子としずも一緒だ。すると出口のミノタウロスの和牛の顔の係員は驚いて言った。
「出て来たんですか」
「サイオニックと時魔術師の術をふんだんに使ってですにゃ」
 そうしてとだ、弥生は係員に話した。
「踏破しましたにゃ」
「そうでしたか」
「壁抜け以外はいいですにゃ」
「はい、それでしたら」
「そのことは確かめてもいいですにゃ」
 弥生は係員に自信に満ちた笑みでこう言った。
「是非」
「いえ、それはわかりますので」
「そうですにゃ」
「若し壁抜けをすればすぐにわかる様になっていますから」
「そうした壁ですにゃ」
「ですから」
 壁抜けの反応はなかった、だからだというのだ。
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