第12話:激怒
[2/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
れ入る。おまけにロイヤルナイツの守りの要への変化まで可能とは」
「ロイヤルナイツ…?」
聞き覚えのないロイヤルナイツと言う単語にタイキ達がダークナイトモンを見上げた。
「ここにいる全員が聖騎士集団・ロイヤルナイツを知らないか…」
少しの間を置いて、ダークナイトモンはロイヤルナイツについての簡単な説明をする。
「ロイヤルナイツとはデジタルワールドの神々に仕える伝説の13体の聖騎士集団。その力は圧倒的であり、デジタルワールドでも伝説とさえ言われた魔獣すら簡単にあしらう程と言われている。マグナモンもそのうちの1体であり、強者揃いのロイヤルナイツの中でも際立って防御力に優れ、ロイヤルナイツの守りの要とも言われている。」
「ほう…デジタルワールドの神に仕えるデジモンか…ますます本宮大輔を部下にしたくなったぞ…」
「しつこいぞお前」
上機嫌でマグナモンを見遣るキリハを見てタイキが苛ただしげに言う。
「そんな凄いデジモンにブイモンが…えっと、マグナモンだっけ?鎧がボロボロで、今にも壊れそうだけど…大丈夫…?」
アカリはマグナモンの纏う鎧があまりにもボロボロなのが気になって尋ねる。
「そうだな、マグナモン。大丈夫なのかお前?」
元々ボロボロだった奇跡のデジメンタルを使用したアーマー進化のため、大輔も尋ねたが…。
「大丈夫……と言いたいけど…奇跡のデジメンタルは耐久限界をたった今……越えた」
「え?それってどういう…」
マグナモンの言葉にタイキが疑問符を浮かべた瞬間。
「…………………こういうことさ」
次の瞬間、マグナモンの鎧に大きな亀裂が入る。
【!?】
「マグナモンの鎧が!?」
次々にマグナモンの鎧が嫌な音を立て、かなりの勢いで崩壊していく。
崩壊し、鎧全体に無数の深い亀裂が入った瞬間、マグナモンはブイモンに退化し、黄金のデジメンタルはバラバラとなって崩れ落ちる。
「ふう…やっぱり1回限りか」
床に転がるデジメンタルの破片を拾いながらブイモンはぼやいた。
「1回限り?あの変化は1回が限度ということか?」
バラバラになったデジメンタルの破片を見て、キリハがブイモンに尋ねる。
「そうだよ、まあ…デジメンタルを使わなかったらあそこから脱出出来なかったから仕方ないけど」
「ふむ…しかし、1回限りとは言えあのロイヤルナイツに変化したと言うのは事実…君達の素晴らしい素質が分かるよ。まるで君は大きな可能性の塊だな本宮大輔君。それに…皇帝バグラモンが唯一恐れると言われるデジクロスの力…その力を操る6人のうち5人のジェネラルとその軍団が今ここで一堂に会している。しかも本宮大輔君達はデジクロスとは違う変化の力を有している…正に歴史
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ