第5話:合体竜人パイルドラモン
[1/7]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
茸の里で手に入れたコードクラウンで新たなゾーンに向かった大輔達。
ゲートから落ちた場所は何と極寒の大地であった。
下は雪だから怪我は無かったが…。
「寒うぅぅ!!」
あまりの冷たさに雪から飛び出す子供達。
「どどどど何処よ此処ぉ〜っ!!北海道!?シベリア!!?南極〜っ!!?」
雪まみれとなり、ガタガタと震える子供達。
「いえ、多分デジタルワールドですね。僕達の世界では氷山が宙に浮いてたりしませんから」
「「「…あ〜…」」」
「て言うか寒いな!!俺達、薄着だし…」
大輔はヒカリに自分のジャケットを着せたために今では大輔が一番の薄着である。
「だ、大輔君、風邪引いちゃうわ!!」
「いいんだよ!!ヒカリちゃんに風邪引かれたら俺が困るんだ!!太一さんに殺されちまう!!」
「え?何?ヒカリちゃんのお兄さんってそんなに危険人物なの?」
それを聞いて思わずアカリがツッコんでしまった。
「ち、違いますよ!!」
アカリのツッコミにヒカリは慌てて言い返す。
「ここは…常雪の大地、スノーゾーン!!寒冷地に適応したデジモンしか住むことの出来ぬデジタルワールド有数の厳寒地域ですじゃ!!」
ジジモンがXローダーの中で説明する。
どうやらXローダーとD-3Xの中では寒さの影響はない模様、ずるい。
「それにしても…皆さんは薄着だ。こんな所に長居していたら凍死してしまう…」
賢が何とか寒さを凌ぐ場所がないかと辺りを見回すが、洞窟すらない。
「シュッシュッシュッ!!皆さん、お困りのよ〜シュねぇ!!?」
「マッシュモンズ…?」
Xローダーから聞こえてきたマッシュモンズの声に全員が耳を傾ける。
「我々とバリスタモンをリロードするっシュ!このマッシュモンズがいかに有り難〜い味方か思い知らせてやるっシュ!!」
【…!?】
そしてマッシュモンズとバリスタモンをリロードしてマッシュモンズの指示に従い、デジクロスさせる。
「バリスタモン!!マッシュモン!!デジクロス!!」
「バリスタモンMC!!」
バリスタモンとマッシュモンがデジクロスして巨大な家となる。
「マッシュモンとバリスタモンがデジクロスして家になった!?」
「いっ、家〜!!?」
「凄い…」
「で…伝説のデジクロスの力をこんな風に使っていいのぉ〜!?」
「いっ…今は四の五の言ってられない!!早く中へ入ろう!!」
「さあ、早く!!風邪を引かないうちに!!」
子供達は一斉にバリスタモンMCの中に入ると、そこにはとても快適な空間が広がっていた。
「うわあ…凄え豪華」
「暖かいし、快適そう」
「デジクロス…戦闘以外にもこ
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ