第3話:進化とデジクロス
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てんじゃねえよ!!里でそいつの親御さん捜すんじゃなかったのかよ!!」
「里で似たような奴は見かけなかったそうだ。」
「やっぱ猫舌なのか?少し冷ますか?」
「おう、悪いね兄ちゃん」
ドルルモンは猫舌なためにスープは冷ましてから食べることに。
「何だよ!何で俺ばっかカリカリしてんだよお〜!!?」
「くっそ〜!あの腰抜け茸共!タイキに止められなかったらぶっ飛ばしてやるのに!!」
「ブイモ〜ン!お前だけだぜ俺の味方は!今日は自棄だ!!食うぞ〜!!」
「おーう!!」
「お前ら、貴重な食い物を自棄食いすんなー!!」
自棄食いしようとする怒れる2匹に大輔が怒声を上げた。
「ふう…」
夕食からしばらくして、眠れないために夜空を見上げていた大輔だが、賢がそちらに歩み寄る。
「本宮君…お疲れ…」
「おう…あいつらには参ったぜ…貴重な食い物で自棄食いしようとするなんてよ」
最終的に大輔がシャウトモンとブイモンを殴って鎮圧した。
「なあ、一乗寺。お前少し楽しそうだったな」
「あ…ごめん…僕は……」
「いいんだよ、前みたいに人を見下しきった顔よりずーっと良い顔してるぜ。少なくても、ここにいる時くらいは肩の力を抜いてもいいんじゃねえか?ここじゃあデジモンカイザーなんて知らねえんだし」
「そう言う訳には…」
「一乗寺、確かにお前はデジモンカイザーとして色々悪いことしちまったかもしれねえけどさ。今のお前は前と違うんだ。他人の痛みだってちゃんと分かる。お前が必死に罪を償おうとしているのは俺もヒカリちゃんも分かってるぜ。」
「…………」
「でも……どうしたって償いきれない罪もある」
突如、後ろから聞こえてきた声に振り返るとそこにはドルルモンがいた。
「ドルルモン?」
「悪いな、色々聞こえちまったんだよ。でも、兄ちゃんはまだ幸せな方だ。あんたを理解しようとして受け入れようとしてくれる奴がいるんだからな…確か、大輔だったよな?理解者は大事にしなよ」
ドルルモンは賢に寂しげに微笑むとそのまま目を閉じようとしたのだが。
爆音が響き渡り、全員が茸の里を振り返る。
「茸の里が…!!」
「ありゃあ、プテラノモンの爆撃編隊だぁ!!」
「酷い…!!」
「嫌な奴らだったけど、だからって放っておけない!!デジメンタルアップ!!」
「デジメンタルアップ!!」
「ブイモンアーマー進化、轟く友情!ライドラモン!!」
「テイルモンアーマー進化、微笑みの光!ネフェルティモン!!」
「ワームモン、僕達も!!」
「うん!ワームモン進化、スティングモン!!」
ブイモン達を進化させるのと同時に茸の里に向かう大輔達
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