第1話:知らない世界
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いつは!?」
「マンモンだわ!大輔君、あれは完全体よ!!」
マンモンがこちらに気付き、突進を仕掛けてきた。
「ライトニングブレード!!」
「カースオブクィーン!!」
完全体であるマンモンに対して真っ向からやり合っても勝てないと分かりつつも、大輔達を守るために必殺技を放つライドラモン達。
精々目眩まし程度にしかならないと思っていたのだが、意外すぎる展開が起きた。
2体の必殺技を受けたマンモンが悲鳴を上げ、消滅したのだ。
「「え?」」
目を見開く大輔とヒカリ。
今まで完全体を相手にしてきたが、一撃で倒せたことなど一度も無かったからだ。
「今ので完全体を倒したの…か…?」
「お、おかしいわ。マンモンは見た目通り、完全体の中でも相当タフなデジモンのはずよ…なのにどうして…?」
かつてヴァンデモンの手下として同じヴァンデモンの手下であったマンモンを見たことがあるネフェルティモンが困惑したように呟く。
「ニ、人間ノ子供ガ更ニ2人!?アッチニモ子供ガ3人イルシ、ドウスレバイインダ!?」
「お前らか!?ここで暴れてんのは!?折角平和になったデジタルワールドを荒らすってんなら俺は許さねえ!!」
大輔が怒りを露わにすると仮面を着けたようなデジモンが慌てて銃を構えた。
「ブルーサンダー!!」
「ロゼッタストーン!!」
即座にライドラモンとネフェルティモンが必殺技を放って一気に数体薙ぎ倒す。
「どうして完全体を倒せるのか分からないけど今は好都合だ!!」
「ええ、このまま一気に全滅させるわよ!!」
多少の疑問を抱きながらも、ライドラモンとネフェルティモンは圧倒的な強さで敵を倒していく。
「サンダーボルト!!」
特に、広範囲を攻撃出来る技を持つライドラモンはネフェルティモンより早いペースで撃破数を増やしていく。
「ライドラモン、後ろよ!!」
しかし、数が多過ぎるためか、ライドラモンは背後をタンクモンに取られてしまった。
ネフェルティモンが慌てて叫ぶが間に合わない。
「しま…っ」
「ラウディロッカー!!」
赤い蜥蜴のようなデジモンがスタンドマイクでタンクモンを殴り飛ばした。
「お前は…」
「よう、大丈夫か?お前らもバグラ軍と戦ってるデジモンか?」
マイクを構えながらデジモンが歩み寄って来る。
「バグラ軍?」
「それがこいつらの軍団名なの?」
疑問符を浮かべるライドラモンとネフェルティモンに赤いデジモンも疑問符を浮かべる。
「はあ?何だお前ら…もしかしてバグラ軍を知らねえのか!?お前ら一体何処のゾーンから…」
「人間の子供が暴れていると聞いて来てみれば…シャウトモ
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