暁 〜小説投稿サイト〜
魔法が使える世界の刑務所で脱獄とか、防げる訳ないじゃん。
第一部
第14話 小話詰め
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消化しようと思って、こうしてメイド兄弟とまた賭け事をしようと思ったのだ。
仁「黒華さん。看守がこう言うことしても良いの?」
琴葉「昔のように、"命を賭ける"とかじゃないから大丈夫だろ。お前ら無一文だから、金を賭ける事とかもしない。腕を掛けたりとかもしてやんないから、安心しろ」
響「じゃあ、何を賭けるんだよ」
意味分かんね、とでも言いたげな顔をする響と、不思議そうな顔をする仁に、私は強く宣言した。
琴葉「私が負けたら、お前らを解放してやろう!」
響・仁「「は……?」」
こう言う事を勝手に決めても良いのかって? 勝てるから良いんだよ。
琴葉「私が勝ったら、探し物の情報を教えて貰うから」
仁「……探し物? 何それ」
"解放"という言葉に反応して、気分がハイになってきた二人が食いついてくる。これは、確実にイケる。
琴葉「私が勝ってからのお楽しみだよ。ホラ、やるぞ」
―――結果。
琴葉「ほら、負けを認めろ」
響「クソッ……いつイカサマしやがった」
琴葉「イカサマなんてしてませんー」
仁「はぁ……」
今日も勝ち。
仁「で、探し物って?」
響「答えられねぇモノだったら答えねぇからな」
諦めきれず、不機嫌そうな響だが、仁はしっかりと区切りをつけたようで、落ち着いていた。
まぁ、この兄弟だったら今後も殺し屋を続けるんだろうな。
そして、私は言った。
―――私は、死んだ友達の死体を探しているんだ。何処にあるか、知ってる?
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