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ヴァンガードG ネクステージジェネレーション degrade
Turn:12 繋ぐものたち
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自分たちの世界に書き換えること」
真剣な表情で告げられたクロノの言葉にミライとタイガは目を見開いた
「ここはな、惑星クレイへと渡るためのプロジェクトの実験室だ、惑星クレイとのつながりが出来ていて互いに干渉しやすくなっている、だからこそここでファイトする意味があるんだ」
「ねえ、お父さんの時はどうしたの?」
「ん?つっても根絶者と戦ったのは俺じゃないしな………まぁ、一言で言うなら………絆だ」
「絆………」
ドランを喪ったギアクロニクルのデッキを見つめるミライ
「私とドラン………それに………よし!」
何か覚悟を決めたのか立ち上がったミライ
「「スタンドアップ!ヴァンガード!」」
ペンシル・コアラとクロノ・ティガーが惑星クレイで対峙する
「あれってタイガのデッキだろ?何でミライが………」
「あいつにも考えがあるらしいですよ」
「(ごめん、クロノファング、ちょっとだけ私に力を貸して………)」
ドランとの絆を取り戻すためにはやはり同じクランのデッキを使うべきと考えたミライはタイガのデッキを借りた
「遠慮はするな」
そんなミライの脳裏にクロノファングが語り掛けてきた
この部屋の影響にあるためだろうか、カードを通してクロノファングやほかのユニットたちの声を感じることが出来た
「私にとってもお前は十二支刻獣の先導者、それに………」
罪の意識が残るクロノファングに語り掛けてくるドランの姿が彼の脳裏に浮かぶ
「ドランを助けたいのは、お前だけではない………」
「クロノタイガー・リベリオンでアタック」
「完全ガード」
ケーブル・シープによってリベリオンの攻撃が受け止められる
「スチームテイマー・ナニのスキル、バインドゾーンからスペリオルコール、アタック!」
ナニが勢いよくアルシャに飛び掛かる
その攻撃が決まってリューズのダメージゾーンに6枚目のカードが置かれた
「やった………」
疲れ切ったミライが勝利を実感し拳を握っていると懐にしまっていたデッキが光を放っていることに気が付いた
ミライがそのデッキに触れると光が彼女たちを包み込んだ
「ここは………」
気が付くとミライとタイガはどこかの遺跡のような場所に立っていた
「確かファイトに使うフィールドの中にこんなところが………」
「そう………ここは惑星クレイ、ダークゾーンの遺跡」
二人に語り掛けてきた声
振り返るとそこにはクロノファングとクロノ・ドランが並び立っていた
「ドラン!よかった、無事だったのね」
「ミライ、君との絆のおかげで僕は根絶者の力から逃れることが出来た、ありがとう、タイガ、クロノファング、君たちにもお礼を言わなきゃならない」
「俺はちょっと手伝っただけだ」
「我も当然のことをしたまで」
二人の言葉にドランは嬉しそうに頷く
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