暁 〜小説投稿サイト〜
魔法が使える世界の刑務所で脱獄とか、防げる訳ないじゃん。
第一部
第11話 チート?な訳ないだろうが
[2/2]
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
あああぁぁぁああああ!?」
「うるせぇ!! 御前、首切断され掛けてたじゃねぇか! 腕は完全に終わってただろうが!! それに加え、あの奇妙な兄弟の頭破壊しやがって!! 手前、客に対して何してんだ!!」
「だああああぁぁあああ!? 待って待って待って、あのメイドは私を殺すために来た殺し屋であってぇぇえええええ!? ねぇやめて割れる、割れるぅううう!!!!」
「一々大袈裟だ阿呆!! これだけで割れると思うなボケェ! 最悪割れたら再生しろ!!」
「やあぁぁぁぁああああめぇぇええええ!!!!」
後ろで囚人共に同情されてるのが分かる。凄く苛つく。
「ねええええ!! メイド達は他の舎に預けるからぁぁあああ!! 今日は誰も引き取ってくれなかったからこき使ってただけ……ぎゃあぁぁああああ!! やめてやめてぇぇぇええええ!!」
「何自分を殺そうとしたヤツをこき使ってんだボケ! 阿呆か!!」
「しょうがないじゃん引き取って貰えなかったんだもん! 正月に向けて、どの舎も準備してんのぉおお! 明日にはどっかの舎に送り付けるから許してぇえ! 明日は私、大人しくしてる!! 誰もシバいたりしないからぁぁあああ!! この手を離してぇぇええええ!!!!」
…………数秒後、翁は諦めたように手を離した。そして、私を睨んで一度舌打ちをしてから言った。
「次はねぇぞ」
「すいませんでした」
翁が去って一息吐くと、また後ろから。
「「「「琴葉」」」」
「…………………………」
「「「「…………ぷふっ」」」」
「殴るぞオラ、さっさと並べや」
「さっき次はねぇって言ったばかりだろうが!!」
「ギャーッ!? 翁まだ居たん!? ……じゃなくてぇあああああああ!? すみませんッッッ!!!」
あの、そろそろ頭割れる気がするんで、止めて下さいませんか?
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ