第73話
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から私も混ぜて頂きましょう。」
教官陣と機甲兵模擬戦をすることに生徒達が盛り上がっている所に聞き覚えのある女性の声が聞こえ、声が聞こえてきた方向に視線を向けるとリアンヌ分校長がグラウンドを歩いてリィン達に近づいてきた。
「へ…………」
「ぶ、分校長……?混ざると仰っても、分校長まで加勢するとなると、機甲兵の数が足りないのですが……」
リアンヌ分校長の登場にユウナが呆け、リィンは戸惑いの表情で指摘した。
「――――いえ、私は”自前の機体”がありますので、機甲兵は必要ありません。―――――来なさい、アルグレオン。」
「応!」
リィンの問いかけに答えたリアンヌ分校長が静かな表情で呟くとどこからともなく機械の声が聞こえ、声を聞いたリィン達が驚いて周囲を見回すとリアンヌ分校長の背後に銀色の巨大人形が突如現れた!
「な―――――」
「銀色の機甲兵……?ううん、多分さっきの声はあの機体だと思うからあの機体はもしかしてヴァリマールと同じ……」
「まさか……その機体は”騎神”なのですか!?」
銀色の巨大人形の登場にその場にいる多くの者達が驚いている中リィンは絶句し、ゲルドは首を傾げ、クルトは信じられない表情でリアンヌ分校長に訊ねた。
「はい。―――――”銀の騎神アルグレオン”。それがシュバルツァー教官と同じ起動者たる私が駆る機体の名前です。」
「……………………」
「おいおいおい……!ただでさせ化物じみた強さなのに、そんな”切り札”まであったのかよ!?」
「クスクス、これで”騎神”は5体存在していることが確認されたけど、後何体あるのかしらね♪」
「オレ様個人としてはオレ様のトレードマークである”紅”の騎神を操縦してぇもんだな。」
リアンヌ分校長の説明にリィンは驚きのあまり口をパクパクさせ、ランディは疲れた表情で声を上げ、レンとランドロスは興味ありげな表情で答えた。
「いや、”紅の騎神”――――テスタロッサはアルノール家の方々しか動かせませんし、そもそもランドロス教官は起動者ではありませんから……って、それよりもまさか分校長が起動者の一人だなんて……何故今まで教えてくれなかったのですか?」
ランドロスの言葉に苦笑しながら指摘したリィンは疲れた表情を浮かべてリアンヌ分校長に訊ねた。
「特に聞かれる事もありませんでしたので。」
「いやいやいや!?普通に考えてアンタまで騎神を持っているなんて、誰も想像できないっつーの!」
「ったく、どこまで化物じみてやがるんだよ、ウチの分校長は。」
リアンヌ分校長の答えにその場にいる多くの者達が冷や汗をかいて表情を引き攣らせている中ランディは疲れた表情で指摘し、アッシュは呆れた表情で呟い
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