2部 ジュエルシード事件
2章 ロッカー
最後のロッカー
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怪々っていうんだっけ?
運命が君らを呼んでいるのかもね
そうそう、綾さんがどうなろうとここでは僕自身干渉はしませんよ
もちろん特別扱いもしないから、ゲームを楽しんでいってください」
ここでのキーワードは君らとゲームそして予想外
君らと言った。複数形だ、はやてか野見山かわからないが
奴に目を付けられた奴がいるって事だ
そしてゲームと予想外
いう事は俺らが考えてるベストでクリアはできるはずだ
この後に奴が考えてるゲームを予想外で消すつもりはないだろう
でも、判断ミスで消えたとしても、これぐらいクリアできないのならと言って、
切り捨てはするだろうが・・・
「はやて」
「変なこと考えてないんよ」
「んな事怪しんでない、いれたものも含めて、最初のロッカーの中に入ってたのは何だった?」
「そんなら、温度計、ぐつぐつとしている液体の入った鍋、ミトン、古びた絵本、開封済みのホッカイロ、薬、500mlペットボトルに入った水、ぬいぐるみやね」
「良く覚えてるな」
「薬は睡眠薬やね、絵本はイノシシとライオンや」
なぜ睡眠薬とその話の絵本なんだ
プレゼントがミイラ・・・なぜティアを閉ざした
奴ならばそんなこと気にしないだろう
気にしないといけないっことなのか?
そう言えばおやっさんと推理クイズ見たいなもので遊んでいた時なんて言ってた。
「綾は頭は良い、だが、目先の情報ばかり気にする
こういうのはな、二通りある
一つは答える奴のためにさせる情報と
もう一つはミスリードする方の情報
後半はそのままの情報がそれになりやすい」
絵本なんて何でもいい、途中で切れてた話だが、幸いにも
先生とはやてが知ってた
これの教訓は一人だけ助かろうとせず、仲良くしよう、又は譲り合い
ロッカーに進んではいるのは譲り合いだが、一人だけ助かろうとせずが成り立たない。
最後に温度と数字とロッカーの数字
これは全て連動していた。
ん?
これだけ動いてたり、不安になってたりしているのに、
温度が変わらないことがあるのか?
「南條君もしかして」
「綾君、えっとな」
「多分3人とも同じ答えだと信じたい」
「「「数字!」」」
「そうだ、温度計の数字に騙されていた」
それならティアを停止したのも頷ける
温度が違うことを教えてくれるはずだから
最後のヒントはティアを消したことか!
「紙とペンか・・・」
「それなら大丈夫だよ」
先生が自分のリュックの中をあさると一枚のカードを出してきた。
「実はね、今度の授業で九九をするのだが、プレートを作ってきてね
ゲーム感覚にすれば覚えやすいと思って、教材を手作りして、
最終準備を学校で仕上
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