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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百五十七話
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校来れるかなぁ…」
自分の着るドレスを摘まみ、一夏が呟く。
「何を今さら」
「つか宣伝して来いって言われたけど何すりゃいいんだろうな」
「適当に回ればいい。私たちはそれだけで宣伝になる。この格好でどのような劇をするかは気になって当然だろう?」
「なるほどね…」
一夏と箒がグルリと校舎を一周し、自分の教室に戻る。
一夏が衣装の最終チェックをしていた衣装班班長の袖をくいくいとひっぱる。
「宣伝してきたよ。着替えていいー?」
「うーん…仕方ないかなぁ…。じゃぁ、これ着てよ」
そう言って班長が渡したのはメイド服だ。
「………待て。なぜこれがここにある」
「私が用意しておいたぞ」
「箒テメェ!」
そのメイド服はいつぞや一夏がきたメイド服だ。
「いやぁ、凄いねこの服。物凄く肌触りいいし頑丈だし。ねぇ姫侍さん。これどこのメーカー?」
「それか? 姉さんに頼んで作ってもらった。姉さんは一夏を溺愛しているからな」
「はぇー……じゃぁこれもしかして…」
「うむ、並のISスーツより頑丈で着心地抜群だ」
「ISって戦い以外にもつかえるんだね…」
「そも戦いに使う方が間違いなのだがな」
箒は直ぐ様一夏をひん剥いてメイド服を着せた。
中に体操服を着ていた物の、無理やり着替えさせられているというシチュエーションに複数名が鼻血を出した。
「ふむ………橙。居るか?」
『居るけど…今は不味いでしょ』
「仕方あるまい…」
箒がバッグから取り出したのは猫耳カチューシャとベルト式の付け尻尾だ。
そのカチューシャを一夏の頭に着けた後、箒は付け尻尾を持って一夏のスカートの中に潜り込んだ。
「ヲイ。なにしてやがる」
「うるさいぞ。こうしなければ付けれないではないか」
箒は一夏のスカートの中で…というか入りきらずにスカートを大きく捲った状態で、少し一夏の体操ズボンを下げた。
そしてそこにベルトを巻く。
そしてメイド服に開けられた穴から尻尾を出した。
その時一夏は感じる筈のない感覚を覚えた。
「ん? ちょっと待て箒。まさかこれ…」
「お前の義肢と同じ物だぞ」
箒がスカートから出て、尻尾を握る。
「サイコシャード製の猫耳カチューシャと付け尻尾だ」
「むぅ……」
一夏がイメージすると、その通りに猫耳がピクピクと動き、尻尾がくねくねと曲がる。
「お前は橙を憑けることが多いからな。サイオン体もその形に対応していると思ったが、当たりのようだな」
「だからってなんでまた…」
「黒猫と魔女の組み合わせはテンプレだろう?」
箒が一夏の顎を擽る。
「みゃふぅ……ごろご
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